特許
J-GLOBAL ID:200903021628655866

車両用蓄熱システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-060734
公開番号(公開出願番号):特開2003-260926
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2003年09月16日
要約:
【要約】【課題】 暖機運転の促進を図りながら、蒸気圧縮式冷凍機の消費動力を低減する。【解決手段】 冷却水温度が高いときに、吸収体5を冷却水にて加熱して水蒸気を脱離して蓄熱し、冷却水温度が低いときに、水を蒸発させて蒸気圧縮式冷凍機8の冷媒を冷却しながら、水蒸気を吸着して吸着熱にて冷却水を加熱する。これにより、暖機運転の促進を図りながら、蒸気圧縮式冷凍機の消費動力を低減することができる。このとき、水の蒸発潜熱は、2500kJ/kgと大きいので、吸収室4及び液溜め室10等からなる蓄熱器を小型にすることができる。
請求項(抜粋):
温度が高くなるほど、吸着可能な媒体量が減少するとともに、蒸発した媒体を吸着する際に発熱する吸収体(5)と、車両で発生する廃熱を前記吸収体(5)に与える廃熱供与手段(6a)と、前記吸収体(5)が媒体を吸着する際に発生した熱を、車両に搭載された暖機運転が必要な機器(1)に与えることができる吸着熱供与手段(6b)と、室内に吹き出す空気を冷却する冷凍機(8)内を循環する冷媒と前記媒体とを熱交換する冷媒-媒体熱交換器(9)と、前記吸収体(5)から脱離した気相媒体を前記冷媒-媒体熱交換器(9)に導く通路を開閉する第1バルブ(12a)と、前記冷媒-媒体熱交換器(9)にて冷却されて凝縮した液相媒体が溜まった液溜め室(10)と前記吸収体(5)が収納された吸収室(4)とを繋ぐ通路を開閉する第2バルブ(12b)とを備え、前記機器(1)の温度が所定温度以上のときに、所定時間は前記第1バルブ(12a)を開き、前記所定時間が経過した時に前記第1バルブ(12a)を閉じ、少なくとも前記機器(1)の温度が所定温度未満のときに、前記第2バルブ(12b)を開くことを特徴とする車両用蓄熱システム。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平1-267346
  • ヒ-トポンプ式空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-144875   出願人:サンデン株式会社
  • 冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-014456   出願人:株式会社デンソー
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審査官引用 (5件)
  • 特開平1-267346
  • ヒ-トポンプ式空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-144875   出願人:サンデン株式会社
  • 冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-014456   出願人:株式会社デンソー
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