特許
J-GLOBAL ID:200903022088462903

2輪4輪駆動切換え装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-313893
公開番号(公開出願番号):特開2003-118418
出願日: 2001年10月11日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 2輪4輪駆動切換え装置30におけるクラッチ板50の摩耗による切換え操作の不良並びに切換え時の異音の発生を防止する。【解決手段】 動力伝達機構中に設けたアウターリング37とインナーリング40との環状空間内に介在するリテーナ45と、このリテーナ45の周方向位置に形成したポケット内に収容される係脱部材34と、前記リテーナ45の端部に軸方向に移動可能に遊嵌されるクラッチ板50と、このクラッチ板50を電磁コイル49によってロータ54に吸着、解除することにより、前記リテーナ45の位相を変えるようにした電磁クラッチを備える回転伝達装置において、クラッチ板50のリテーナ45との嵌合面に、軟窒化処理による硬化処理を施すことにより、クラッチ板50の透磁率の低下を抑えつつ、クラッチ板50の表面硬度を高め、クラッチ板50の摩耗による切換え操作の不良並びに切換え時の異音の発生を防止した。
請求項(抜粋):
動力伝達機構中に設けたインナーリングと、前記インナーリングと同心状に固定された中空のアウターリングと、このアウターリングとインナーリングとの環状空間内に介在するリテーナと、このリテーナの周方向位置に形成したポケット内に収容される係脱部材と、前記リテーナの端部に軸方向に移動可能に遊嵌されたクラッチ板と、インナーリングまたはアウターリングに対して相対回転不能に設けられたロータと、クラッチ板とロータとの吸着、解除を行う電磁コイルを備える電磁クラッチとを有し、電磁クラッチにより前記リテーナの位相を変えて、前記係脱部材と前記インナーリング、および前記アウターリングとの間に楔係合状態と非係合状態とを形成し、前記インナーリングとアウターリングの両方向の結合、および切り離しを行う切換えユニットを構成し、走行中においても2輪駆動と4輪駆動との切換えを可能にした2輪4輪駆動切換え装置において、前記クラッチ板のリテーナとの嵌合面に硬化処理を施したことを特徴とする2輪4輪駆動切換え装置。
Fターム (6件):
3D036GB05 ,  3D036GD03 ,  3D036GD08 ,  3D036GH03 ,  3D036GH13 ,  3D036GJ17
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-300899   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-000910   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • ころ軸受用保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-272214   出願人:エヌティエヌ株式会社
審査官引用 (3件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-300899   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-000910   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • ころ軸受用保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-272214   出願人:エヌティエヌ株式会社

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