特許
J-GLOBAL ID:200903022135422052

リチウム二次電池用正極活物質とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-116741
公開番号(公開出願番号):特開2009-266712
出願日: 2008年04月28日
公開日(公表日): 2009年11月12日
要約:
【課題】1次粒子の粒径が大きく、均一であると共に、そのような1次粒子の殆どが空間によってのみ囲まれており、従って、正極活物質として用いるとき、サイクル特性にすぐれるリチウム二次電池を与えるリチウム二次電池用正極活物質とその製造方法を提供する。【解決手段】本発明によれば、組成式LixNi1-y-zCoyMzO2(MはMn、Al、Zr、Si、Sr及びMgから選ばれる少なくとも1種の元素であり、x、y及びzは0.95≦x≦1.10、0.1≦y≦0.4及び0≦z≦0.1を満足する数である。)で表されるリチウム二次電池用正極活物質であって、レーザー回折式粒度分布測定装置で測定したメジアン径が2〜20μmの範囲にあり、クロスセクションポリッシャで処理した粒子断面のSEM観察による1次粒子径の平均長径が1〜10μmの範囲にあり、(上記メジアン径)/(上記粒子断面の1次粒子径の平均長径)が1.0〜3.0の範囲にあり、体積基準の累積分布の5%径がメジアン径/3以上であると共に95%径がメジアン径の3倍以下であるリチウム二次電池用正極活物質が提供される。更に、本発明によれば、このようなリチウム二次電池用正極活物質の製造方法が提供される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
組成式LixNi1-y-zCoyMzO2(MはMn、Al、Zr、Si、Sr及びMgから選ばれる少なくとも1種の元素であり、x、y及びzは0.95≦x≦1.10、0.1≦y≦0.4及び0≦z≦0.1を満足する数である。)で表されるリチウム二次電池用正極活物質であって、レーザー回折式粒度分布測定装置で測定したメジアン径が2〜20μmの範囲にあり、クロスセクションポリッシャで処理した粒子断面のSEM観察による1次粒子径の平均長径が1〜10μmの範囲にあり、(上記メジアン径)/(上記粒子断面の1次粒子径の平均長径)が1.0〜3.0の範囲にあり、体積基準の累積分布の5%径がメジアン径/3以上であると共に95%径がメジアン径の3倍以下であるリチウム二次電池用正極活物質。
IPC (2件):
H01M 4/52 ,  C01G 53/00
FI (2件):
H01M4/52 102 ,  C01G53/00 A
Fターム (26件):
4G048AA04 ,  4G048AA05 ,  4G048AB01 ,  4G048AB02 ,  4G048AC06 ,  4G048AD04 ,  4G048AE05 ,  5H050AA07 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CB07 ,  5H050CB12 ,  5H050DA02 ,  5H050EA08 ,  5H050EA09 ,  5H050EA23 ,  5H050EA24 ,  5H050EA28 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050GA27 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA14
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (12件)
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