特許
J-GLOBAL ID:200903022510629387

内燃機関用バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-026732
公開番号(公開出願番号):特開平9-217609
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 製造上のばらつき等に影響されず内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方のバルブタイミングを正確に制御すること。【解決手段】 相対回転角VTと目標相対回転角VTTとに基づきフィードバック補正値DVTKが算出される(ステップS104)。目標相対回転角変化量ΔVTTが所定値以上であり(ステップS106)、目標相対回転角変化量ΔVTTと相対回転角変化量ΔVTとの偏差が所定値以下であるとき(ステップS108)、定常的な偏差が存在しており補正が必要であるとして、フィードバック補正値DVTKに対して偏差補正値が加減算される(ステップS109)。このフィードバック補正値DVTKを用いて出力Duty 値が算出される(ステップS110)。これにより、定常的な偏差が徐々に減少され、内燃機関の吸気バルブ等のバルブタイミングが正確に制御される。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方を所定角度範囲内で相対回転自在なバルブタイミング制御機構と、前記駆動軸の回転角を検出する駆動軸回転角検出手段と、前記従動軸の回転角を検出する従動軸回転角検出手段と、前記駆動軸回転角検出手段で検出された前記駆動軸の回転角と前記従動軸回転角検出手段で検出された前記従動軸の回転角との位相差である相対回転角を算出する相対回転角演算手段と、前記内燃機関の運転状態に基づき前記駆動軸の回転角と前記従動軸の回転角との目標とする位相差である目標相対回転角を算出する目標相対回転角演算手段と、前記相対回転角演算手段で算出された前記相対回転角と前記目標相対回転角演算手段で算出された前記目標相対回転角との偏差に応じて前記バルブタイミング制御機構により前記駆動軸または前記従動軸を相対回転する相対回転角制御手段と、前記相対回転角と前記目標相対回転角との偏差が変化しないときには、前記相対回転角制御手段における前記バルブタイミング制御機構側への出力値を前記偏差が小さくなる方向に補正する出力値補正手段とを具備することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/04 320
FI (4件):
F01L 1/34 Z ,  F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 H ,  F02D 41/04 320
引用特許:
審査官引用 (3件)

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