特許
J-GLOBAL ID:200903022852501692

基準位置認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-381753
公開番号(公開出願番号):特開2006-191709
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】 基準位置を認識するために突き当て制御を実施すると、可動部材が固定部材に突き当たった時や、電動モータが通電された状態で回転が停止している時に、回転出力伝達系や係合部等に機械的な負荷トルクが加わるため、実施回数が増えると機械的なダメージが生じる懸念がある。【解決手段】 電動モータ5は、電気的に独立した第1系統22A(コイルU1、V1、W1)と第2系統22B(コイルU2、V2、W2)から構成される。一方、突き当て制御を実施する際は、第1系統22AのコイルU1、V1、W1のみを通電して、ロータ11に回転出力を発生させる。これによって、突き当て制御時の電動モータ5の出力トルクを通常駆動時よりも低下させることができる。このため、突き当て制御の実施回数が増えても、ディテントバネなど、回転出力伝達系や係合部等の変形や損傷を確実に防ぐことができ、耐久性や信頼性を高めることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
励磁コイルへの通電によりロータに回転出力を発生させる電動モータと、 前記ロータの回転出力によって駆動される駆動対象と、 前記ロータを前記駆動対象の可動範囲の一方の限界位置に突き当たるまで回転させる突き当て制御を実施する突当制御手段と、 前記突き当て制御の実施時に前記ロータの回転が停止した位置を、前記ロータあるいは前記駆動対象の基準位置とする基準位置認識手段と、 を具備する基準位置認識装置において、 前記電動モータは、複数相の励磁コイルを結線してなる第1系統と、この第1系統とは電気的に独立した複数相の励磁コイルを結線してなる第2系統とを備え、 前記突当制御手段は、前記突き当て制御時に、前記第1系統あるいは前記第2系統の一方のみを通電して、前記ロータに回転出力を発生させることを特徴とする基準位置認識装置。
IPC (5件):
H02P 27/06 ,  F16H 61/32 ,  H02K 19/10 ,  H02K 21/16 ,  H02P 25/08
FI (5件):
H02P7/63 303V ,  F16H61/32 ,  H02K19/10 A ,  H02K21/16 M ,  H02P7/00 501
Fターム (34件):
3J067AB23 ,  3J067DB32 ,  3J067FA24 ,  3J067FA56 ,  3J067GA01 ,  5H501AA20 ,  5H501BB05 ,  5H501CC01 ,  5H501DD04 ,  5H501DD09 ,  5H501FF05 ,  5H501GG01 ,  5H501HB07 ,  5H501LL34 ,  5H505AA16 ,  5H505BB04 ,  5H505CC01 ,  5H505DD11 ,  5H505EE23 ,  5H505FF05 ,  5H505HA08 ,  5H505HB01 ,  5H619AA13 ,  5H619BB01 ,  5H619BB06 ,  5H619BB24 ,  5H619PP14 ,  5H621BB10 ,  5H621GA01 ,  5H621GA04 ,  5H621GA09 ,  5H621GB14 ,  5H621HH09 ,  5H621JK15
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
  • モータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-177739   出願人:株式会社デンソー
  • 特開平1-264747
  • 射出成形機用モータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-244169   出願人:住友重機械工業株式会社
全件表示

前のページに戻る