特許

J-GLOBAL ID：200903023223243512

多塩素化ビフェニル及びダイオキシン類を脱塩素化する微生物群集及びデハロバクター属細菌、並びに該微生物群集及び該デハロバクター属細菌の用途

発明者： 吉田 奈央子 ,  葉 麗珍 ,  馬場 大輔 ,  片山 新太
出願人/特許権者： 国立大学法人名古屋大学
代理人 (3件)： 小西 富雅 ,  中村 知公 ,  萩野 幹治
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-114943
公開番号（公開出願番号）：特開2008-263925
出願日： 2007年04月25日
公開日（公表日）： 2008年11月06日
要約：

【課題】PCBを脱塩素化する新規な微生物群集及び微生物を提供することを目的とする。【解決手段】以下の特性を備え、多塩素化ビフェニル及びダイオキシン類を脱塩素化する微生物群集が提供される:(1)脱塩素化能を有する微生物としてデハロバクター(Dehalobacter)属細菌を含む;(2)水素を電子供与体として脱塩素化を行う;(3)酢酸及び二酸化炭素を炭素源として利用できる;(4)10mM以下の硝酸又は硫酸の存在下で脱塩素化活性を維持する;(5)3価鉄により脱塩素化活性が阻害される。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

以下の特性を備え、多塩素化ビフェニル及びダイオキシン類を脱塩素化する微生物群集: (1)脱塩素化能を有する微生物としてデハロバクター(Dehalobacter)属細菌を含む; (2)水素を電子供与体として脱塩素化を行う; (3)酢酸及び二酸化炭素を炭素源として利用できる; (4)10mM以下の硝酸又は硫酸の存在下でも脱塩素化活性を維持する; (5)3価鉄により脱塩素化活性が阻害される。

IPC (2件)：

C12N 1/20 ,  A62D 3/02

FI (4件)：

C12N1/20 A ,  C12N1/20 D ,  C12N1/20 F ,  A62D3/02

Fターム (7件)：

4B065AA01X ,  4B065AC20 ,  4B065BA23 ,  4B065BB02 ,  4B065BB04 ,  4B065BB08 ,  4B065CA54

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 微生物剤、これを用いる汚染物質の浄化方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-083996   出願人：豊橋技術科学大学長, 三井造船株式会社
• 微生物群集、人工培地、微生物群集組成物、微生物群集の活性維持・増強方法、汚染土壌の浄化方法、土壌汚染物質の拡散防止方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-146279   出願人：国立大学法人名古屋大学

引用文献：

審査官引用 (4件)

• Environmental Microbiology
• 日本農薬学会大会講演要旨集
• Applied and Environmental Microbiology
• World Journal of Microbiology and Biotechnology