特許
J-GLOBAL ID:200903023277275495

沸騰水型原子炉用制御棒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-047517
公開番号(公開出願番号):特開2002-250787
出願日: 2001年02月23日
公開日(公表日): 2002年09月06日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、ガイド用ローラを備えた制御棒において、ガイド用ローラによる制御棒の摺動機能を維持しつつ、ガイド用ローラの隙間部の腐食環境を改善して、応力腐食割れの発生を抑制できる沸騰水型原子炉用制御棒を提供することにある。【解決手段】制御棒のハンドル,下部支持板、又は落下速度リミッタのうち少なくとも1つがガイド用ローラ(摺動構造物)を備え、ガイド用ローラのピンとピン穴との隙間に水の流れを生じさせるための空間が、前記隙間に隣接して設けられている。
請求項(抜粋):
横断面が概略十字形のタイロッドと、該タイロッドの各辺に取り付けられ横断面が概略U字形のシースと、該シースの内側に配置された中性子吸収棒と、制御棒の軸方向における前記シースの一端に設けられたハンドルと、前記軸方向における前記シースの他端に設けられた下部支持板又は落下速度リミッタとを備えた沸騰水型原子炉用制御棒において、前記ハンドル、前記下部支持板、又は前記落下速度リミッタのうち少なくとも1つが、ピンと、該ピンが挿入されるピン穴と、前記ピンを中心に前記軸方向に回転するローラとからなる摺動構造物を備え、前記ピンと前記ピン穴との隙間に水の流れを生じさせるための空間が、前記隙間に隣接して設けられていることを特徴とする沸騰水型原子炉用制御棒。
引用特許:
出願人引用 (6件)
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