特許
J-GLOBAL ID:200903023518047766

転動装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-247549
公開番号(公開出願番号):特開2004-052997
出願日: 2002年08月27日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】耐摩耗性及び耐焼き付き性を向上させた転動装置及び音響耐久性を向上させた転動装置、並びにそれらの製造方法を提供する。【解決手段】転がり軸受1を構成する転動体4を、Crが0.5〜2.0重量%、Siが0.5〜2.0重量%、Mnが0.1〜1.5重量%、Cが0.2〜1.2重量%の範囲で含まれた合金鋼から構成する。そして、この転動体4の表面に、表面硬さがHv800〜1100、表面窒素濃度が0.5〜2.0重量%の窒化層4aを形成し、且つ、Da2%深さ位置4bにおいて、窒素濃度を0.05%以上、窒素及び炭素の合計の濃度を0.6%以上、硬さをHv600以上とすることで、耐摩耗性及び耐焼き付き性を向上させる。また、この転動体4の表面に、表面硬さがHv800以上、表面窒素濃度が0.3〜1.5重量%、残留オーステナイト量が3%以下の窒化層4aを形成することで、音響耐久性を向上させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外方部材、内方部材、及び転動体の少なくともいずれか一つの部材が、Crを0.5〜2.0重量%、Siを0.5〜2.0重量%、Mnを0.1〜1.5重量%、Cを0.2〜1.2重量%の範囲で含む合金鋼から構成されているとともに、 前記合金鋼で構成された前記部材の表面に、表面硬さがHv800〜1100で、表面窒素濃度が0.5〜2.0重量%の窒化層が形成され、且つ、前記表面から前記転動体の直径の2%分内部に入り込んだ深さ位置において、窒素濃度が0.05%以上、窒素及び炭素の合計の濃度が0.6%以上、硬さがHv600以上となっていることを特徴とする転動装置。
IPC (6件):
F16C33/62 ,  C21D9/32 ,  C22C38/00 ,  C22C38/34 ,  F16C33/32 ,  F16C33/34
FI (6件):
F16C33/62 ,  C21D9/32 A ,  C22C38/00 301H ,  C22C38/34 ,  F16C33/32 ,  F16C33/34
Fターム (19件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101BA10 ,  3J101BA70 ,  3J101DA02 ,  3J101EA03 ,  3J101FA01 ,  3J101FA31 ,  3J101FA33 ,  3J101FA35 ,  4K042AA22 ,  4K042BA03 ,  4K042CA06 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-082736
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-212796   出願人:日本精工株式会社
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-089640   出願人:日本精工株式会社
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