特許
J-GLOBAL ID：200903023524363858
高温浸炭時の結晶粒粗大化防止特性に優れた熱間圧延材
発明者：
,
,
,
,
,
出願人/特許権者：
代理人 (4件)：
植木 久一
, 菅河 忠志
, 二口 治
, 伊藤 浩彰
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-154062
公開番号（公開出願番号）：特開2007-321211
出願日： 2006年06月01日
公開日（公表日）： 2007年12月13日
要約：
【課題】温間鍛造や冷間鍛造を行なった後に高温浸炭処理を行っても、オーステナイト結晶粒の粗大化防止特性に優れた熱間圧延材を提供する。【解決手段】鋼中成分が、C:0.10〜0.30%(質量%の意味、以下同じ。)、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.2〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.2%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.003〜0.030%、Nbおよび/またはTi:0.010〜0.20%、残部:Feおよび不可避不純物であり、フェライト中に下記(1)〜(4)の要件を満足するNb及び/又はTiを含む析出物を含有する熱間圧延材である。 (1)析出物の平均粒径(nm)/析出物の面積率<5.0×104(nm)、 (2)析出物の平均粒径:6nm以上、 (3)析出物の密度:20個/μm2以上、 (4)(析出物中のNb量及び/又はTi量)/(鋼中のNb量及び/又はTi量) の比率:95%以上を提供する。【選択図】なし
請求項（抜粋）：
鋼中成分は、
C :0.10〜0.30%(質量%の意味、以下同じ。)、
Si:0.01〜1.0%、
Mn:0.2〜2.0%、
P :0.03%以下、
S :0.2%以下、
Al:0.01〜0.10%、
N :0.003〜0.030%、
Nbおよび/またはTi:0.010〜0.20%、
残部:Feおよび不可避不純物であり、
フェライト中に下記(1)〜(4)の要件を満足する、Nb及び/又はTi含有析出物を含有し、前記Nb及び/又はTi含有析出物は、Nb炭化物、Nb炭窒化物、Ti炭化物、Nb-Ti複合炭化物、及びNb-Ti複合炭窒化物よりなる群から選択される少なくとも一種であることを特徴とする高温浸炭時の結晶粒粗大化防止特性に優れた熱間圧延材。
(1)析出物の平均粒径(nm)/析出物の面積率<5.0×104(nm)、
(2)析出物の平均粒径:6nm以上、
(3)析出物の密度:20個/μm2以上、
(4)(析出物中のNb量及び/又はTi量)/(鋼中のNb量及び/又はTi量)
の比率:95%以上
IPC (2件)：
FI (2件)：
C22C38/00 301N
, C22C38/60
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (3件)
前のページに戻る
