特許
J-GLOBAL ID:200903023786806084
内面被覆プラスチック容器及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 辰彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-275631
公開番号(公開出願番号):特開2006-089073
出願日: 2004年09月22日
公開日(公表日): 2006年04月06日
要約:
【課題】無色透明で、加熱しても優れたガスバリア性を保持できる内面被覆プラスチック容器及びその製造方法を提供する。【解決手段】内面側に被覆層2と被覆層3とからなるガスバリア被覆層4を備える。被覆層2は、有機珪素化合物を含む出発原料からプラズマCVDにより容器1の内表面上に形成された有機珪素化合物のプラズマ重合体を含む珪素含有被膜であり、50〜700オングストロームの厚さを備え珪素と酸素との原子比が1/1.5〜1/2.3である。被覆層3は、炭素化合物を含む出発原料からプラズマCVDにより被覆層2上に形成されたアモルファスカーボン被膜であって10〜300オングストロームの厚さと55×10-3N/m以下の表面張力とを備える。容器1の胴部におけるガスバリア被覆層4形成前後の着色透明度の変化が、L*a*b*表色系により算出されるΔE*値で2.5以下である。バリア性指標値が5.0以上である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内面側にプラズマCVDにより形成されたガスバリア被覆層を備える内面被覆プラスチック容器において、
該ガスバリア被覆層は、有機珪素化合物を含む第1の出発原料からプラズマCVDにより該容器の内表面上に形成された有機珪素化合物のプラズマ重合体を含む珪素含有被膜であって50〜700オングストロームの範囲の厚さを備える第1の被覆層と、炭素化合物を含む第2の出発原料からプラズマCVDにより該第1の被覆層上に形成されたアモルファスカーボン被膜であって10〜300オングストロームの範囲の厚さと55×10-3N/m以下の範囲の表面張力とを備える第2の被覆層とからなり、
該容器の胴部における該ガスバリア被覆層形成前後の着色透明度の変化が、L*a*b*表色系により算出されるΔE*値で2.5以下であることを特徴とする内面被覆プラスチック容器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
3E062AB01
, 3E062AC02
, 3E062JA01
, 3E062JA07
, 3E062JB24
, 3E062JD01
, 4K030AA06
, 4K030AA09
, 4K030BA27
, 4K030BA29
, 4K030BB13
, 4K030FA01
, 4K030LA01
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (7件)
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