特許
J-GLOBAL ID:200903024031934321

モータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282824
公開番号(公開出願番号):特開平9-130903
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 モータの制御系における断線異常の誤検知を回避して、車両における誤動作の発生を確実に防止する。【解決手段】 ジョイスティック1aの操作に応じたオンオフ信号のデューティ比によりモータ4,5への駆動電流を制御するようにモータの制御装置を構成した。この制御装置に、モータに流れる電流を検出するモータ電流検出部10,11と、モータの回転速度を検出する速度センサ12,13と、モータに電流が流れ得る状態にあると判定した場合に、モータ電流検出部10,11により検出される電流値と予め設定された比較値とに基づいてモータの制御回路の断線を判断する異常判断部25とを設けた。また、異常判断部25では、デューティ比により定まるモータ端子電圧に応じたモータ特性データにおける最高回転速度と、速度センサ12,13による検出回転速度との差が設定値外の場合に、モータに電流が流れ得る状態にあると判定するようにした。
請求項(抜粋):
速度指令手段の操作に応じたオンオフ信号のデューティ比によりモータへの駆動電流を制御するようにモータ制御回路が構成されたモータの制御装置において、上記モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、上記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、上記モータに電流が流れ得る状態か否かを判定する判定手段と、この判定手段において電流が流れ得る状態であると判定された場合に、上記電流検出手段による検出電流値に基づいて上記モータ制御回路の断線を判断する断線判断手段とを備え、上記判定手段が、上記デューティ比により定まるモータ端子電圧に応じたモータ特性における最高回転速度と上記回転速度検出手段による検出回転速度との差に基づいて、モータに電流が流れ得る状態にあるか否かを判定するように構成されてなることを特徴とするモータの制御装置。
IPC (6件):
B60L 3/04 ,  A61G 5/04 502 ,  B60L 15/00 ,  B60L 15/20 ,  H02P 5/00 ,  H02P 5/17
FI (6件):
B60L 3/04 D ,  A61G 5/04 502 ,  B60L 15/00 N ,  B60L 15/20 T ,  H02P 5/00 T ,  H02P 5/17 H
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 直流モータの異常検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-087988   出願人:アイシン精機株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 冷凍機の異常検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-209150   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 電気自動車のモータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-297981   出願人:日本電装株式会社
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審査官引用 (2件)

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