特許
J-GLOBAL ID:200903024048216503

車両の液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-341167
公開番号(公開出願番号):特開2001-158340
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 好適なペダル操作フィーリングを運転者に伝えることができる車両の液圧ブレーキ装置を提供する。【解決手段】 制御ピストン33(スプールバルブ35)の前進により制御室内のブレーキ液を昇圧するとともに、パワー室内の液圧によりブレーキペダル10の踏力に助勢力を加え、助勢力に応じて圧力室内のブレーキ液を圧縮してブレーキ液圧を出力する。制御室内のブレーキ液の液圧が所定圧よりも大きいときには、反力室R5内の液圧により反力ディスク39を弾性変形させて反力ロッド38を摺動させ、制御ピストン33に作用する力のつりあいを変化させ、制御室R4内のブレーキ液の昇圧勾配を減少させるとともに、パワー室R1内の液圧によるブレーキペダル10の踏力の助勢力を減勢する。反力ロッド38はコイルばね90の付勢力によって常に反力ディスク39と当接するようにロッド収容部83内に配置されている。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルに駆動連結されたマスターピストン、該マスターピストンに連動する制御ピストン、該制御ピストンに連動してブレーキ液の流路を切り替えるスプールバルブ、液圧に応じて弾性変形する反力ディスク、及び該反力ディスクの弾性変形に基づき該スプールバルブ側に摺動する反力ロッドをシリンダボディ内に収容して、パワー室、圧力室、制御室及び反力室をそれぞれ区画形成し、該制御ピストンの一側移動に伴う該スプールバルブの連動により該制御室内のブレーキ液を昇圧するようにブレーキ液の流路を切り替えるとともに、該制御室から導入された該パワー室内の液圧により該ブレーキペダルの踏力に助勢力を加え、該助勢力に応じて該圧力室内のブレーキ液を圧縮してブレーキ液圧を出力し、一方、該反力室内の液圧が所定圧よりも大きいときには、該反力室内の液圧による該反力ディスクの弾性変形により該反力伝達手段を押圧して該反力伝達手段を摺動させ、該反力伝達手段を介して該スプールバルブを他側に押し戻す反力を加えることにより、該制御ピストンに作用する力のつりあいを変化させ、該制御室内のブレーキ液の昇圧勾配を減少させるとともに、該制御室から導入された該パワー室内の液圧による該ブレーキペダルの踏力の助勢力を減勢する車両の液圧ブレーキ装置において、前記反力ディスクが原形状態のときの該反力ディスクと前記反力ロッドとの摺動方向に沿う相対位置を保持する保持手段を備えたことを特徴とする車両の液圧ブレーキ装置。
Fターム (7件):
3D048BB25 ,  3D048CC10 ,  3D048CC19 ,  3D048GG13 ,  3D048GG16 ,  3D048GG22 ,  3D048QQ07
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 車両の液圧ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-213979   出願人:アイシン精機株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-146865
  • 車両用液圧ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-287253   出願人:アイシン精機株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 車両の液圧ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-213979   出願人:アイシン精機株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-146865
  • 車両用液圧ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-287253   出願人:アイシン精機株式会社
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