特許
J-GLOBAL ID:200903024308320784

アニール水蒸気処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  竹内 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-101548
公開番号(公開出願番号):特開2004-311631
出願日: 2003年04月04日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】これまでの高圧アニール処理手順によるとしばしば処理後のワークへ斑点状のしみが発生するという課題があった。【解決手段】予備加熱後、処理室19内の温度(T)が、処理室19の内部圧力に対する飽和温度(t)よりもΔtだけ高い温度に成った後(H1)に、加熱手段25c、25dを起動して純水保持室20を加熱して純水を気化し、処理室19の内部圧力に対する飽和温度(t)と、アニール処理室19内の飽和蒸気圧力(P)と、を上昇させる。次に、飽和蒸気圧力(P)と、飽和温度(t)と、処理室19内の温度(T)と、が所定の値になった後(H2)に、飽和温度(t)と、飽和蒸気圧力(P)と、を一定の値に維持しながらアニール処理作業に入る。アニール処理作業が完了(H3)後、温度(T)を飽和温度(t)よりもΔtだけ高い温度に維持しながら、T、t、Pを徐々に初期値まで戻す。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
圧力室内に配置されたアニール処理容器内の飽和蒸気圧力(P)と、当該処理容器の内部圧力に対する飽和温度(t)と、当該処理容器内の温度(T)と、を特定することにより、高温高圧下で純水を使用してワークへ酸化膜を形成するためのアニール水蒸気処理方法において、 処理容器内の温度を上昇するために圧力室内に配置した加熱装置25a、25bを起動させて、ワークを予備加熱する予備加熱工程と、 当該処理容器内の温度が、処理容器の内部圧力に対する飽和温度(t)よりもΔtだけ高い温度に成った後(H1)に、加熱手段25c、25dを起動して当該処理容器の内部圧力に対する飽和温度(t)と、アニール処理容器内の飽和蒸気圧力(P)と、を上昇させながら、ワークを徐々に準備加熱する準備加熱工程と、 アニール処理容器内の飽和蒸気圧力(P)と、当該処理容器の内部圧力に対する飽和温度(t)と、当該処理容器内の温度(T)と、が所定の値になった後(H2)に、処理容器の内部圧力に対する飽和温度(t)と、アニール処理容器内の飽和蒸気圧力(P)と、をそれぞれ一定の値に維持しながらアニール処理作業を行なうアニール処理作業工程と、 アニール処理作業が完了(H3)したなら、アニール処理容器内の飽和蒸気圧力(P)と、当該処理容器の内部圧力に対する飽和温度(t)と、をそれぞれ初期の値(0位置)迄徐々に戻す(H4)戻し工程と、 の諸段階よりなり、 準備加熱工程、アニール処理作業工程及び戻し工程を通して、処理容器内の温度(T)を処理容器の内部圧力に対する飽和温度(t)よりも常にΔtだけ高い温度に維持することを特徴とするアニール水蒸気処理方法。
IPC (1件):
H01L21/316
FI (1件):
H01L21/316 S
Fターム (5件):
5F058BC02 ,  5F058BF58 ,  5F058BF63 ,  5F058BG02 ,  5F058BG03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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