特許
J-GLOBAL ID:200903024499485591

蒸発燃料量推定装置および該装置を備えたエンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-074134
公開番号(公開出願番号):特開平7-317582
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 空燃比の目標値に対するずれを生じさせることなくキャニスタパージを行うことができる手段を提供する。【構成】 エンジンCEにおいては、コントロールユニットCUによって、平均フィードバック補正値が演算され、この平均フィードバック補正値に基づいてトラップ量が推定される。そして、パージ制御弁前後差圧と駆動デューティ比とに基づいてパージ空気量が演算され、次にトラップ量推定値とパージ空気量とに基づいてキャニスタ25からの蒸発燃料放出量が演算され、さらに蒸発燃料放出量に基づいて蒸発燃料輸送経路の輸送遅れ特性を考慮して、燃焼室4への蒸発燃料流入量が演算され、要求燃料噴射量から蒸発燃料流入量を減算して実燃料噴射量が設定される。このため、キャニスタパージが空燃比制御の外乱とはならず、キャニスタパージ時に空燃比の目標値に対するずれが生じない。
請求項(抜粋):
空燃比を検出する空燃比検出手段と、該空燃比検出手段によって検出された空燃比の目標値に対する偏差に基づいてフィードバック補正値を設定するフィードバック補正値設定手段と、該フィードバック補正値設定手段によって設定されたフィードバック補正値に基づいて空燃比を制御する空燃比制御手段と、蒸発燃料を捕集する蒸発燃料捕集手段と、該蒸発燃料捕集手段によって捕集されている蒸発燃料を吸気系にパージする蒸発燃料パージ手段とが設けられているエンジンの蒸発燃料量推定装置であって、フィードバック補正値設定手段によって設定されたフィードバック補正値の平均値(平均フィードバック補正値)を演算する平均フィードバック補正値演算手段と、該平均フィードバック補正値演算手段によって演算された平均フィードバック補正値に基づいて、蒸発燃料捕集手段によって捕集されている蒸発燃料の量(蒸発燃料捕集量)を推定する蒸発燃料捕集量推定手段と、該蒸発燃料捕集量推定手段により推定された蒸発燃料捕集量からエンジンに吸入される蒸発燃料流入量を演算する蒸発燃料流入量演算手段と、該蒸発燃料流入量演算手段により演算された蒸発燃料流入量を必要燃料供給量から減量する燃料供給量減量手段とが設けられていることを特徴とする蒸発燃料量推定装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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