特許
J-GLOBAL ID:200903025038825028

回路遮断器の接触子アセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  三橋 真二 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-352343
公開番号(公開出願番号):特開2006-164981
出願日: 2005年12月06日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】バネによる接点間の接触圧力を一定に維持し、電磁反発力による可動接触子と固定接触子との分離時に分離位置を維持し得る回路遮断器の接触子アセンブリの提供。【解決手段】回路遮断器の接触子アセンブリは、第1曲率半径を有する溝面(124)と第1曲率半径より大きい第2曲率半径を有する曲面(123)とを備える可動接触子(120)を含み、回転シャフト(130)に固定されてバネ(170)の一端部を支持する固定ピン(150)と可動接触子に接触してバネの他端部を支持するリミットピン(160)とをリンクプレート(161)により連結する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電気回路上の電源と接続されるU字状の第1固定接触子、及び該第1固定接触子と水平及び垂直方向に所定間隔をおいて電気回路上の電気的負荷と接続されるU字状の第2固定接触子からなる固定接触子と、 前記第1及び第2固定接触子とそれぞれ対応する接点を両端部に備え、前記第1及び第2固定接触子と接触する接触位置と前記第1及び第2固定接触子から分離される分離位置とに移動可能であり、上部面及び下部面には、それぞれ第1曲率半径を有する溝面、及び該溝面に連続して前記第1曲率半径より大きい第2曲率半径を有する曲面が備えられて、前記固定接触子との間の電磁反発力により該固定接触子から分離されて回転するときに分離位置を維持する可動接触子と、 前記可動接触子を回動自在に支持し、該可動接触子と前記固定接触子との間の電磁反発力の発生時に前記可動接触子の独立した回動を許容するための開口部を備え、前記可動接触子が前記固定接触子に接触した接触位置にあるときに前記可動接触子より接触方向にさらに回転可能な回転シャフトと、 前記可動接触子が前記回転シャフトに支持されるように、前記可動接触子を貫通して前記回転シャフトの中心部に支持される1つの中心シャフトピンと、 前記回転シャフトの中心部を中心に該回転シャフト上に対称的に固定設置される1対の固定ピンと、 前記各固定ピンの両端部に一端部が回転自在に支持される2対のリンクプレートと、 該リンクプレートの他端部に回転自在に支持され、前記可動接触子の位置によって、該可動接触子の曲面及び溝面上で変位又は停止した状態を維持する1対のリミットピンと、 前記可動接触子が前記固定接触子に接触した接触位置にあるときに接触圧力を提供するために、前記回転シャフトの両側面にそれぞれの対が対応するように設置され、一端部は前記固定ピンに支持され、他端部は前記リミットピンに支持される2対のバネとを含み、 ここで、該バネの両端部が支持される前記固定ピンと前記リミットピンとは、前記リンクプレートにより連結され、前記リミットピンは、前記接触位置にあるときに前記可動接触子の曲面上に位置して、前記バネが提供する接触圧力を一定に維持し、前記バネは、前記接触位置にあるときに、前記溝面と前記曲面との高さの差による弾性エネルギーを蓄積し、電磁反発力による前記可動接触子の回動により前記リミットピンが前記溝面上に位置するときに、前記蓄積された弾性エネルギーを放出する、 ことを特徴とする回路遮断器の接触子アセンブリ。
IPC (1件):
H01H 73/02
FI (1件):
H01H73/02 C
Fターム (14件):
5G030AA01 ,  5G030AA04 ,  5G030AA09 ,  5G030BA02 ,  5G030BA05 ,  5G030DB01 ,  5G030DE01 ,  5G030DE03 ,  5G030DE04 ,  5G030FA02 ,  5G030FB03 ,  5G030FE05 ,  5G030FE06 ,  5G030YY05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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