特許
J-GLOBAL ID:200903025046400869

冷間圧延性および異方性に優れた缶エンド用アルミニウム合金硬質板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 福田 保夫 ,  赤塚 賢次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-424759
公開番号(公開出願番号):特開2005-179758
出願日: 2003年12月22日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】熱間圧延後に中間焼鈍など何らの熱処理を行うことなしに最終製品まで冷間圧延することが可能で、冷間圧延時に耳割れを生じることがなく、絞り成形時に0-180°耳の小さい冷間圧延性および異方性に優れた缶エンド用アルミニウム合金硬質板およびその製造方法を提供する。【解決手段】Mg:1.5〜2.8%、Mn:0.4〜1.0%、Fe:0.05〜0.35%、Si:0.04〜0.2%を含有し、Mn含有量とFe含有量との比、Mn%/Fe%を1.8以上とし、残部Alおよび不純物からなる組成を有する硬質アルミニウム合金板であって、45°耳率が5%以下、0-180°耳率が3%以下で且つ45°耳率≧0-180°耳率の関係にあり、板表面におけるAl-Fe-Mn系晶出物の面積占有率が1.5%以下、Mg-Si系晶出物の面積占有率が0.1%未満であることを特徴とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Mg:1.5〜2.8%(質量%、以下同じ)、Mn:0.4〜1.0%、Fe:0.05〜0.35%、Si:0.04〜0.2%を含有し、Mn含有量とFe含有量との比、Mn%/Fe%を1.8以上とし、残部Alおよび不純物からなる組成を有するアルミニウム合金硬質板であって、45°耳率が5%以下、0-180°耳率が3%以下で且つ45°耳率≧0-180°耳率の関係にあり、板表面におけるAl-Fe-Mn系晶出物の面積占有率が1.5%以下、Mg-Si系晶出物の面積占有率が0.1%未満であることを特徴とする冷間圧延性および異方性に優れた缶エンド用アルミニウム合金硬質板。但し、45°耳率および0-180°耳率は絞り比1.67で成形したカップの耳率であり、45°耳率(%)=〔(45°山高さの平均-0°、90°谷高さの平均)/{(45°山高さの平均+0°、90°谷高さの平均)/2}〕×100、0-180°耳率(%)=〔(0°、180°山高さの平均-全体の高さの平均)/(全体の高さの平均)〕×100(0°、45°、90°、180°は圧延方向に対する角度)
IPC (2件):
C22C21/08 ,  C22F1/047
FI (2件):
C22C21/08 ,  C22F1/047
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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