特許
J-GLOBAL ID:200903025391926385

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-260889
公開番号(公開出願番号):特開2002-070682
出願日: 2000年08月25日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 燃料供給圧を微調節する必要なくニードル弁を所望の中間リフト位置にほぼ停止させ、燃料噴射率を所望の燃料噴射率に切り換える。【解決手段】 噴孔1を開閉するニードル弁2と、ニードル弁2を開弁側に付勢する燃料だまり室3と、ニードル弁2を閉弁側に付勢する圧力制御室4及びスプリング5を有し、圧力制御室4内の圧力を制御する圧力制御弁6を設け、圧力制御弁6の第一モード時に、ニードル弁2を閉弁側に付勢する力が開弁側に付勢する力よりも大きくされ、圧力制御弁6の第二モード時に、ニードル弁2を閉弁側に付勢する力が開弁側に付勢する力よりも小さくされてニードル弁2が開弁側に移動され、圧力制御弁6の第三モード時に、圧力制御室4が圧力制御弁6により密閉され、その密閉された圧力制御室4によってニードル弁2がホールドされてニードル弁2が全開位置と全閉位置との間の任意のリフト位置に停止される。
請求項(抜粋):
燃料噴射用噴孔を開閉する噴孔開閉弁と、前記噴孔開閉弁を開弁側に付勢する開弁側付勢手段と、前記噴孔開閉弁を閉弁側に付勢する閉弁側付勢手段とを具備する燃料噴射装置において、前記閉弁側付勢手段が圧力制御室を有し、前記圧力制御室内の圧力を制御するための圧力制御弁を圧力制御弁室内に配置し、高圧燃料供給通路と前記圧力制御弁室とを第一通路によって連通し、前記圧力制御弁室と前記圧力制御室とを第二通路によって連通し、前記圧力制御弁を第一の位置に配置した第一モード時に、前記圧力制御弁室から低圧燃料リーク通路への燃料の流れが遮断されることにより、前記高圧燃料供給通路内の燃料が前記第一通路及び前記第二通路を介して前記圧力制御室内に供給されて前記圧力制御室内の圧力が上昇せしめられ、その結果、前記噴孔開閉弁を閉弁側に付勢する力が前記噴孔開閉弁を開弁側に付勢する力よりも大きくなって前記噴孔開閉弁が全閉位置に向かって移動せしめられ、前記圧力制御弁を第二の位置に配置した第二モード時に、前記圧力制御室から前記圧力制御弁室への燃料の流れが許容され、かつ、前記圧力制御弁室から前記低圧燃料リーク通路への燃料の流れが許容されることにより、前記圧力制御室内の燃料が前記第二通路及び前記圧力制御弁室を介して前記低圧燃料リーク通路内に排出されて前記圧力制御室内の圧力が低下せしめられ、その結果、前記噴孔開閉弁を閉弁側に付勢する力が前記噴孔開閉弁を開弁側に付勢する力よりも小さくなって前記噴孔開閉弁が全開位置に向かって移動せしめられ、前記圧力制御弁を第三の位置に配置した第三モード時に、前記圧力制御室と前記圧力制御弁室との間の燃料の流れが遮断されて前記圧力制御室が密閉され、その密閉された圧力制御室によって前記噴孔開閉弁がホールドされることにより、前記噴孔開閉弁が全開位置と全閉位置との間の任意のリフト位置にほぼ停止せしめられるようにした燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02M 45/00 ,  F02M 47/00 ,  F02M 61/10 ,  F02M 61/20
FI (5件):
F02M 45/00 C ,  F02M 47/00 A ,  F02M 47/00 F ,  F02M 61/10 D ,  F02M 61/20 N
Fターム (16件):
3G066AA07 ,  3G066AC09 ,  3G066AD07 ,  3G066BA07 ,  3G066BA13 ,  3G066BA51 ,  3G066CC01 ,  3G066CC08T ,  3G066CC14 ,  3G066CC63 ,  3G066CE13 ,  3G066CE27 ,  3G066CE33 ,  3G066CE35 ,  3G066DA16 ,  3G066DC06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • インジェクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-170975   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 蓄圧式噴射装置の噴射率制御構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-071689   出願人:日産ディーゼル工業株式会社
  • 蓄圧式燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-180648   出願人:三菱自動車工業株式会社
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