特許
J-GLOBAL ID:200903025407190201

電子連動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-111449
公開番号(公開出願番号):特開2001-294157
出願日: 2000年04月13日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】【課題】現場機器を模擬装置に切り替えることなく動作試験ができる電子連動装置を提供する。【解決手段】結線図を論理式の形であらわした結線データと、この結線データと同一のデータ形式であって現場機器の動作を代用するための模擬結線データをROM30に記憶しておく。結線処理手段21は、結線データに基づいて連動機能を実現するための結線処理を行うものであり、動作モード切替手段22は、本装置の動作モードを、現場機器を制御するための出力処理と現場機器の状態を取り込むための入力処理と結線データを用いた結線処理が行われる通常モードと、出力処理と入力処理を省く代わりに結線処理手段が模擬結線データを用いた結線処理を行って、出力処理と入力処理とを実行した場合に等しい内部状態を形成した後、結線データ処理手段21が、結線データを用いた通常の結線処理を実行する模擬モードに切り替える。
請求項(抜粋):
転てつ器や信号機などの現場機器を制御して鉄道車両の進路を安全に確保する電子連動装置において、結線データ記憶手段と、模擬結線データ記憶手段と、結線処理手段と、動作モード切替手段とを備え、前記結線データ記憶手段は、連動表に基づいて作成される結線図を論理式の形であらわした結線データを記憶したものであり、前記模擬結線データ記憶手段は、前記結線データと同一形式のデータであって現場機器の動作を代用するための模擬結線データを記憶したものであり、前記結線処理手段は、前記結線データに基づいて連動機能を実現するための結線処理を行うものであり、前記動作モード切替手段は、現場機器を制御するための出力処理と現場機器の状態を取り込むための入力処理と前記結線処理手段による前記結線データを用いた結線処理とを行う通常モードと、前記出力処理と前記入力処理とを省くとともに前記結線データ処理手段が前記模擬結線データと前記結線データの双方を用いて結線処理を行う模擬モードとに装置の動作モードを切り替えるものであり、前記模擬モードにおいて前記結線処理手段が前記模擬結線データを用いて結線処理を行うことにより、前記出力処理と入力処理とを実行した場合と等しい内部状態を形成することを特徴とする電子連動装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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