特許
J-GLOBAL ID:200903025670844313

質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 勝男 ,  田中 恭助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-169749
公開番号(公開出願番号):特開2005-353304
出願日: 2004年06月08日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 空間電荷を効率的に抑制でき、高いDuty Cycleで広い質量数の範囲の掃引を可能とする。【解決手段】 試料をイオン化するイオン源1と、イオン輸送部3と、軸方向に形成されたポテンシャルによって、輸送されたイオンを蓄積するリニアトラップ部6と、リニアトラップ部に第1の質量数範囲のイオンを蓄積するタイミングと略同じタイミングで、第1の質量数範囲と異なる第2の質量数範囲のイオンをリニアトラップ部から排出する制御部12とを有し、制御部12は、(1)リニアトラップ部6を構成する少なくとも1対のリニアトラップ電極間に補助的交流電圧を印加すること、(2)リニアトラップ部6を構成する出口側端電極に補助的交流電圧を印加すること、(3)リニアトラップ部6を構成する羽電極を有し、羽電極の間に補助的交流電圧を印加すること、の何れかの電圧印加によって、リニアトラップ部6からイオンを質量選択的に排出する制御を行なう。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
試料をイオン化してイオンを生成するイオン源と、前記イオンを輸送するイオン輸送部と、軸方向に形成されたポテンシャルによって、輸送された前記イオンを蓄積するリニアトラップ部と、前記リニアトラップ部に第1の質量数範囲の前記イオンを蓄積するタイミングと略同じタイミングで、前記第1の質量数範囲と異なる第2の質量数範囲の前記イオンを前記リニアトラップ部から排出する制御部とを有し、かつ、前記制御部は、(1)前記リニアトラップ部を構成する少なくとも1対のリニアトラップ電極間に補助的交流電圧を印加すること、(2)前記リニアトラップ部を構成する出口側端電極に補助的交流電圧を印加すること、(3)前記リニアトラップ部を構成する羽電極を有し、前記羽電極の間に補助的交流電圧を印加すること、の何れかの電圧印加によって、前記リニアトラップ部から前記イオンを質量選択的に排出する制御を行なうことを特徴とする質量分析装置。
IPC (3件):
H01J49/42 ,  G01N27/62 ,  H01J49/06
FI (4件):
H01J49/42 ,  G01N27/62 E ,  G01N27/62 L ,  H01J49/06
Fターム (3件):
5C038FF13 ,  5C038JJ06 ,  5C038JJ07
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 米国特許第5420425号
  • 米国特許第6177668号
  • 米国特許第5783824号
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審査官引用 (7件)
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