特許
J-GLOBAL ID:200903025775630491

フリ-ピストン型オ-トテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-183850
公開番号(公開出願番号):特開2000-213608
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 アイドラを押圧するロッドを可及的に短くすることが可能なフリーピストン型オートテンショナを提供すること。【解決手段】 円筒状のボデー内周に往復動可能にボデー内に配設され、ボデーから突出してアイドラを介して帯状動力伝達部材を押圧するロッドと、ボデー内周に形成され、ロッドを摺動可能に支持し且つロッドとともに作動油を貯留する第1油室を構成し、ピストンとともに作動油を貯留する第2油室を構成し、第1油室と第2油室とを連通する油路を有する油室ブロックと、ロッドをボデーから突出する方向に付勢する中空円筒状の第1弾性部材と、第2油室を加圧する方向にピストンを付勢する円筒状の第2弾性部材と、第1油室と第2油室の間での作動油の流動を制御し帯状動力伝達部材の張力が低下時にアイドラの推進運動を即座に許容させ帯状動力伝達部材の張力が上昇時にはアイドラの後退運動を徐々に許容させてアイドラの移動を減衰させる減衰手段と、を備えるフリーピストン型オートテンショナ。
請求項(抜粋):
帯状動力伝達部材に常時適正な緊張力を与えるオートテンショナであって、円筒状のボデーと、該ボデーの軸方向に往復動可能にボデー内に配設され、前記ボデーから突出してアイドラを介して前記帯状動力伝達部材を押圧するロッドと、前記ボデー内周に形成され、一端側で前記ロッドを介して作動油を貯留する第1油室を構成し、他端側でピストンとともに作動油を貯留する第2油室を構成し、前記第1油室と第2油室とを連通する油路を有する油室ブロックと、前記ロッドを前記ボデーから突出する方向に付勢する中空円筒状の第1弾性部材と、前記第2油室を加圧する方向に前記ピストンを付勢する円筒状の第2弾性部材と、前記第1油室と第2油室の間での作動油の流動を制御し前記帯状動力伝達部材の張力が低下したときには前記第1弾性部材による前記アイドラの推進運動を即座に許容させまた前記帯状動力伝達部材の張力が上昇したときには前記第1弾性部材に抗した前記アイドラの後退運動を徐々に許容させる減衰手段と、を備えるフリーピストン型オートテンショナ。
IPC (2件):
F16H 7/12 ,  F02B 67/06
FI (2件):
F16H 7/12 A ,  F02B 67/06 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-224778
  • 油圧式テンショナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-127368   出願人:株式会社椿本チエイン
  • 可変オリフィス逆止弁を有する液圧テンショナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-115855   出願人:ボーグ-ワーナー・オートモーティブ・トランスミッション・アンド・エンジン・コンポーネンツ・コーポレーション
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