特許
J-GLOBAL ID:200903026111636260

連通孔率計算方法および樹脂製多孔体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和気 操
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-105970
公開番号(公開出願番号):特開2006-282898
出願日: 2005年04月01日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 多孔体の製造時において、気孔形成材の配合割合、気孔形成材の粒径、多孔体の厚さ等をパラメータとして、多孔体の連通孔率を予めシミュレートできるとともに、反対に所望の連通孔率を確保するために必要な気孔形成材の配合割合を予めシミュレートできる連通孔率計算方法、および該計算方法を利用した樹脂製多孔体の製造方法の提供する。【解決手段】 気孔形成材を多孔体の母材に配合してなると仮定したバルク体を、該気孔形成材の平均粒径を一辺の長さとした立方体セルを面方向であるX軸方向、Y軸方向、および深さ方向であるZ軸方向にそれぞれ任意個数積み重ねたモデルとして表現し、モデル内の気孔形成材の配合割合分の個数のセルをランダムで気孔形成材セルとし、表面層の気孔形成材セルから継続的に連続している気孔形成材セルを連通セルとしてカウントし、該連通セルの個数が全セル個数に占める割合を連通孔率として算定することを特徴とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
表面から相互に連続している連通孔を有する多孔体の製造方法に用いられる多孔体の連通孔率計算方法であって、 該連通孔率計算方法は、気孔形成材を多孔体の母材に配合してなると仮定したバルク体を、該気孔形成材の平均粒径を一辺の長さとした立方体セルを面方向であるX軸方向、Y軸方向、および深さ方向であるZ軸方向にそれぞれ任意個数積み重ねたモデルとして表現するモデル化ステップと、 前記モデルにおいて、バルク体における気孔形成材の配合割合分の個数のセルを気孔形成材セルとしてモデル内のランダムな位置に配置するランダム配置ステップと、 前記モデルにおいて、上下・左右・前後の6方向のいずれかで接触しているセル同士を相互に連続しているセルとし、最上面のセルで構成されたXY面を多孔体の表面層とし、該表面層の気孔形成材セルおよび該セルから継続的に連続しているモデル内の気孔形成材セルを連通セルとしてカウントする連通セル数カウントステップとを備えてなり、 前記連通セル数カウントステップで得られた連通セルの個数が、前記モデルを構成する全セル個数に占める割合を連通孔率として算定することを特徴とする連通孔率計算方法。
IPC (1件):
C08J 9/26
FI (2件):
C08J9/26 102 ,  C08J9/26
Fターム (5件):
4F074AA17 ,  4F074AC25 ,  4F074CB03 ,  4F074CB14 ,  4F074DA13
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 多孔体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-178893   出願人:株式会社朝日ラバー, 株式会社プリンス技研, 株式会社クラレ
  • 多孔体の製造方法及び多孔体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-393319   出願人:株式会社朝日ラバー, 株式会社プリンス技研
  • 連続気泡を有するポリオレフィン多孔体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-252464   出願人:シヤチハタ株式会社
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審査官引用 (2件)

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