特許
J-GLOBAL ID:200903026118373353

コネクタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-099405
公開番号(公開出願番号):特開平11-297417
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 ICカードの接続中はプッシュロッドを所定の進入位置にロックできるコネクタ装置において、イジェクト機構の構造を簡略化し、部品点数の削減や組立作業性の向上を図ること。【解決手段】 ICカードの挿抜をガイドするフレーム3の外側に、ICカード排出方向へ常時付勢した状態でプッシュロッド4を往復動可能に保持し、このプッシュロッド4に取り付けた伝達ピン12をフレーム3の外側面に設けたハート型カム溝14に係合させる。この伝達ピン12は、プッシュロッド4に一体に設けた弾性片4dのばね力によりカム溝14へ向けて常時付勢されている。ICカードが挿着されている時は、伝達ピン12の作動部12aがカム溝14に係止された状態に保たれているので、プッシュロッド4は所定の進入位置にロックされている。そして、ロック解除し突出させたプッシュロッド4を進入位置へ押し込む過程で、カム溝14内に進出している駆動板15を伝達ピン12が駆動し、イジェクトアームを介してICカードの排出が行われる。
請求項(抜粋):
ICカードを挿抜可能に支持するフレームと、このフレームに往復動可能に保持されてICカード排出方向へ弾性付勢されたプッシュロッドと、挿着状態のICカードのソケットコンタクトに接続される多数本のピンコンタクトとを有し、前記プッシュロッドを押し込むことで挿着状態のICカードが排出可能なコネクタ装置において、前記フレームに対し固定関係にあるハート型カム溝と、このハート型カム溝に沿って移動可能となるように前記プッシュロッドに取り付けられた伝達ピンと、移動可能に保持されて所定位置で前記伝達ピンに当接可能な駆動体と、この駆動体に連動するイジェクトアームと、前記プッシュロッドに一体に設けられて前記伝達ピンを前記ハート型カム溝に向けて弾性付勢する弾性片とを備え、前記伝達ピンを前記ハート型カム溝の2か所に係止させることにより、前記プッシュロッドを所定の進入位置とそこから所定量突出した突出位置とにそれぞれロック可能となし、且つ、ICカードが挿着されている状態で、前記進入位置にある前記プッシュロッドに対する第1のプッシュ動作により前記伝達ピンが前記ハート型カム溝にガイドされて該プッシュロッドが前記突出位置へと後退するとともに、この突出位置にある前記プッシュロッドに対する第2のプッシュ動作により前記伝達ピンが前記駆動体を駆動し前記イジェクトアームを介してICカードが排出されるように構成したことを特徴とするコネクタ装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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