特許
J-GLOBAL ID:200903026340012482

非対称回線用TCP通信高速化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053676
公開番号(公開出願番号):特開平11-252179
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 計算機間の通信経路に伝送遅延の大きい区間を含む場合に、通信経路上に1台設置するだけで一方向の通信速度を高速化すること。【解決手段】 非対称回線用TCP通信高速化装置10を、TCP等、フロー制御を持つ通信プロトコルにより通信を行う計算機1、2間の伝送路上で、計算機1との間の伝送遅延が計算機2との間の伝送遅延よりも小さい位置に設ける。この高速化装置10は計算機1との間及び計算機2との間でパケット送受信手段により、それぞれパケットの送受信を行う。計算機1から送信されてくるデータパケットは計算機2が通知している最大受信データ量を超えて計算機2に転送し、計算機2から送信されてくるデータパケットを計算機1に転送し、計算機2から送信されてくるACKパケットは計算機1には転送しない。また、この高速化装置10は計算機1から送信されてくるデータパケットに対するACKパケットを計算機2の代わりにACKパケット生成手段で生成し計算機1に送信する。
請求項(抜粋):
フロー制御を持つ通信プロトコルにより通信を行う第1と第2の計算機間の伝送路上で、第1計算機との間の伝送遅延が第2計算機との間の伝送遅延よりも小さい位置に設けられる装置であって、第1計算機から送信されてくるデータパケットに対するACKパケットを第2計算機の代わりに生成するACKパケット生成手段と、第1計算機との間及び第2計算機との間でそれぞれパケットの送受信を行い、第1計算機から送信されてくるデータパケット第2計算機が通知している最大受信可能データ量を超えて第2計算機に転送し、第2計算機から送信されてくるデータパケットを第1計算機に転送し、ACKパケット生成手段で生成したACKパケットを第1計算機に送信し、第2計算機から送信されてくるACKパケットは第1計算機には転送しないパケット送受信手段を備え、第1計算機から第2計算機へ向かう通信を高速化したことを特徴とする非対称回線用TCP通信高速化装置。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04L 1/16 ,  H04L 29/08
FI (3件):
H04L 11/20 102 A ,  H04L 1/16 ,  H04L 13/00 307 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る