特許
J-GLOBAL ID:200903026517009223

弾性表面波共振子及び弾性表面波装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-018445
公開番号(公開出願番号):特開平10-215144
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 スプリアスの悪影響を抑制し、低損失の弾性表面波(SAW)共振子及びこれを用いたSAW装置を提供する。【解決手段】 IDT14と左側の反射器15l の距離dl と、IDT14と右側の反射器15r の距離dr とを、異なる値に設定している。そのため、左側反射器15l のスプリアスと右側反射器15r のスプリアスの発生する周波数帯域が異なり、そのスプリアスのレベルが加算されずに2個の独立したスプリアスになる。そのため、従来の1個のスプリアスが、例えばこれより半分の大きさ程度の2個のスプリアスに分散される。
請求項(抜粋):
弾性表面波を励振するすだれ状トランスデューサと、前記トランスデューサの左側に距離d<SB>l </SB>(但し、λ/2≦d<SB>l </SB><λ、λは弾性表面波波長)隔てて配置され、前記弾性表面波を該トランスデューサ側へ反射させる左側の反射器と、前記トランスデューサの右側に距離d<SB>r </SB>(但し、λ/2≦d<SB>r </SB><λ)隔てて配置され、前記弾性表面波を該トランスデューサ側へ反射させる右側の反射器とが、圧電基板上に形成され、前記距離d<SB>l </SB>とd<SB>r </SB>を、前記左側及び右側の反射器の反射作用によって発生するスプリアスを所定の周波数帯域でかつそのレベルを低く抑えた2個のスプリアスに分散しうる異なる値に設定したことを特徴とする弾性表面波共振子。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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