特許
J-GLOBAL ID:200903026580049987

ダイバーシティ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-102693
公開番号(公開出願番号):特開2004-312333
出願日: 2003年04月07日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】各ブランチの雑音電力が等しくない場合においても、選択合成や最大比合成を最適な比率で行うことができるOFDM信号受信用のダイバーシティ受信装置を提供する。【解決手段】受信信号をブランチ毎にFFT処理して復調し、FFT処理後に得られる有効キャリア領域の外側のデータ、即ち、雑音成分が含まれるデータを一定帯域幅にわたって積算して、各ブランチの雑音電力を個別に求めることにより、各ブランチの受信高周波段に設けられたAGC増幅器の増幅率や雑音指数等の値を、FFT処理後のベースバンド信号から推定し、各ブランチの雑音電力が異なるような場合でも、最適な比率で信号合成を可能にする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
OFDM信号を受信するダイバーシティ受信装置であって、前記OFDM信号を受信する各ブランチが、 OFDM信号を時間領域の信号から周波数領域の信号に変換して復調処理を行うFFT段と、 該FFT段の復調出力から、OFDM信号に挿入されているパイロット信号を分離して抽出するパイロット信号抽出段と、 該パイロット信号抽出段にて抽出したパイロット信号を周波数方向および時間軸方向に内挿して、各ブランチの伝送路特性を求める伝送路特性推定段と、 で構成されるOFDM信号復調部を備え、前記FFT段の復調出力に、前記伝送路特性推定段にて求めた伝送路特性を考慮した受信電力に基づく合成比率を乗算することにより重み付けして、ダイバーシティの選択・合成を行うダイバーシティ受信装置において、 前記OFDM信号復調部がさらに、前記FFT段の復調出力のうち、OFDM信号の有効キャリア範囲外のデータを一定帯域幅にわたって積算することにより雑音電力を測定する帯域外雑音電力測定手段を備え、前記受信電力に基づく合成比率に前記帯域外雑音電力測定手段により測定した雑音電力を考慮した補正係数を乗算して前記重み付けを行うことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
IPC (2件):
H04J11/00 ,  H04B7/08
FI (2件):
H04J11/00 Z ,  H04B7/08 D
Fターム (11件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD19 ,  5K022DD31 ,  5K022DD33 ,  5K059CC03 ,  5K059DD25 ,  5K059DD32 ,  5K059DD35 ,  5K059EE02
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (6件)
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