特許
J-GLOBAL ID:200903026839705098

超音波霧化装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-113655
公開番号(公開出願番号):特開平8-281165
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 霧化効率、多量霧化、粒子の微小性および均一性に優れ、低消費電力で低電圧駆動が可能な超音波霧化装置を提供する。【構成】 圧電磁器8にすだれ状電極Pおよび電極Gを設けて成る圧電振動子1と、振動板2とから成る複合体を自励式の駆動回路7を用いて駆動させると圧電振動子1が振動し、その振動は振動板2に伝搬される。振動板2の下面に供給される液体は振動板2の振動に伴い振動板2に設けられている貫通孔9を通して振動板2の上方へ霧化される。【効果】 構造が簡単で、小型軽量で、長時間にわたり安定な霧化を可能にする。
請求項(抜粋):
圧電振動子に多数の微小な貫通孔を有する振動板を固着して成る複合体により発生させた弾性振動により、前記振動板に供給された液体を霧化する超音波霧化装置において、前記圧電振動子は圧電磁器、電極D,FおよびGから成り、前記電極DおよびFは前記圧電磁器の厚さ方向に垂直な一方の端面に形成され、前記電極Gは前記圧電磁器の厚さ方向に垂直なもう一方の端面に形成されており、前記電極DおよびFは互いに絶縁されており、前記電極D,FおよびGにはそれぞれ端子TD,TFおよびTGが設けられ、前記端子TDとTGとの間に前記圧電振動子の共振周波数とほぼ等しい周波数の電圧を印加することにより、前記複合体を駆動する回路が備えてあり、前記圧電振動子は長さと幅の寸法比が1に近くしかも1に等しくない矩形状の板または長さと幅と厚さのうちのどれか2つの寸法比が1に近くしかも1に等しくない矩形状の角柱であって、前記振動板は前記圧電振動子の前記電極Gを有する端面上における前記圧電振動子の幅方向に沿った部分に一体的に連なって固着されていて、前記端子TDおよびTFは前記圧電振動子の前記電極DおよびFを有する端面上における前記圧電振動子の幅方向に沿った部分に設けられており、前記圧電振動子の共振周波数は前記複合体の共振周波数にほぼ等しいことを特徴とする超音波霧化装置。
IPC (2件):
B05B 17/06 ,  B06B 1/06
FI (2件):
B05B 17/06 ,  B06B 1/06 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 超音波霧化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-093437   出願人:戸田耕司
  • 特開平1-278199
  • 超音波デバイス駆動回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-047868   出願人:戸田耕司
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