特許
J-GLOBAL ID:200903027211402076

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-033736
公開番号(公開出願番号):特開2003-161594
出願日: 2002年02月12日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】 低コストな手段で沸騰部の高性能化を実現できる沸騰冷却装置を提供すること。【解決手段】 受熱プレート5Aに隣接する第1中間プレート5Cと、その第1中間プレート5Cに隣接する第2中間プレート5Dは、第1中間プレート5Cの開口部(第1開口部5a)の方が第2中間プレート5Dの開口部(第2開口部5b)よりスリット幅が大きく設けられている。これにより、第1中間プレート5Cと第2中間プレート5Dとを重ね合わせると、第1開口部5aと第2開口部5bとが連通する連通部の開口寸法L3 (即ち第2開口部5bの開口寸法)がトンネル部の長さL2 (即ち第1開口部5aの開口寸法)より小さくなるトンネル構造(L2 >L3 )が形成される。その結果、冷媒が沸騰する気泡発泡点が増加し、且つ薄液膜が形成されて沸騰熱伝達が促進されるので、発熱密度の大きな発熱体に対しても有効に冷却することができる。
請求項(抜粋):
板厚方向に貫通した複数の開口部を有する中間プレートを複数枚積層し、その積層方向の両端側にそれぞれ外側プレートを重ね合わせて前記開口部による内部空間を形成し、この内部空間に冷媒を貯留する冷媒容器を備え、前記外側プレートの表面に発熱体が取り付けられ、前記冷媒容器に貯留されている冷媒が前記発熱体から受熱して沸騰気化し、その冷媒蒸気が有する潜熱を外部に放出して前記発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、前記中間プレートは、前記外側プレートに順次重ね合わされる第1中間プレートと第2中間プレートとを有し、前記第1中間プレートに設けられている前記開口部を第1開口部と呼び、前記第2中間プレートに設けられている前記開口部を第2開口部と呼ぶ時に、前記第1開口部と前記第2開口部とが連通し、その連通部の開口寸法が前記第1開口部の開口寸法より小さくなる様に設けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (3件):
F28F 13/02 ,  F28F 3/02 ,  H01L 23/427
FI (3件):
F28F 13/02 A ,  F28F 3/02 Z ,  H01L 23/46 A
Fターム (6件):
5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BB48 ,  5F036BB53 ,  5F036BB56 ,  5F036BC03
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 沸騰冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-186165   出願人:株式会社デンソー
  • 沸騰冷却装置及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-181458   出願人:株式会社デンソー
  • 特開昭61-234059
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