特許
J-GLOBAL ID:200903027492424057

コージェネレーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-063749
公開番号(公開出願番号):特開2001-248907
出願日: 2000年03月08日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 湯張りを行うときに、浴槽内の実際の残り湯の量の変動に起因する湯切れを防止するとともに省エネルギー性および経済性を向上する。【解決手段】 温度成層を形成する状態で貯湯を行う貯湯タンクから浴槽内に湯を供給するときに、浴槽内の残り湯の量(実湯量)を実湯量測定手段21で測定するとともに貯湯量検出手段25で貯湯タンク内の湯の貯湯量を求め、それらの実湯量と貯湯量に基づいて貯湯タンク内に貯湯可能な湯量を求め、その貯湯可能湯量を得るために排熱加熱手段1を運転したときに、省エネルギー性および経済性の面から有用かどうかを判断し、有用であると判断したとき、湯張り手段による湯の供給と同時に熱電併給装置および循環ポンプの運転許可信号を出力し、排熱により湯を得ることができるようにする。
請求項(抜粋):
下部から取り出して上部から供給する循環配管を付設して温度成層を形成する状態で貯湯を行う貯湯タンクと、前記循環配管に設けられて前記貯湯タンクから取り出した水を加熱する加熱手段と、前記循環配管に設けられて前記貯湯タンクから水を取り出すとともに加熱後の湯を前記貯湯タンクに供給する循環ポンプと、前記貯湯タンクに連通接続されて湯張り信号に応答して前記貯湯タンク内の湯を浴槽内に供給する湯張り手段とを備えたコージェネレーションシステムにおいて、前記加熱手段が、少なくとも熱電併給装置の排熱を熱源とする排熱加熱手段を含み、前記貯湯タンクに設けられて前記貯湯タンク内の湯の貯湯量を検出する貯湯量検出手段と、前記浴槽内に貯める湯量を設定する湯量設定手段と、前記浴槽内に貯められている実際の湯量を測定する実湯量測定手段と、前記湯張り信号に応答して、前記湯量設定手段で設定された湯量から前記実湯量測定手段で測定された実際の湯量を減算して必要湯張り量を算出する必要湯張り量算出手段と、前記貯湯量検出手段で検出された湯の貯湯量から前記必要湯張り量算出手段で算出された必要湯張り量を減算して前記貯湯タンク内の湯の残量を算出する残湯量算出手段と、前記貯湯タンクの全容量から前記残湯量算出手段で算出された湯の残量を減算して前記貯湯タンクへの貯湯可能湯量を算出する貯湯可能湯量算出手段と、前記貯湯可能湯量算出手段で算出された貯湯可能湯量と、前記熱電併給装置の特性を生かすに足る排熱優先設定値とを比較して貯湯可能湯量が排熱優先設定値よりも大きいときに排熱優先信号を出す比較手段と、前記比較手段からの排熱優先信号に応答して前記排熱加熱手段および前記循環ポンプの運転許可信号を前記湯張り手段による湯の供給と同時あるいはほぼ同時に出力し、貯湯可能湯量分の加熱を行った後に運転許可信号を停止する加熱制御手段とを備えたことを特徴とするコージェネレーションシステム。
IPC (4件):
F24H 1/00 631 ,  F24H 1/00 602 ,  F24D 3/00 ,  F24H 1/18
FI (4件):
F24H 1/00 631 Z ,  F24H 1/00 602 Z ,  F24D 3/00 F ,  F24H 1/18 D
Fターム (15件):
3L024CC05 ,  3L024DD03 ,  3L024DD27 ,  3L024GG06 ,  3L024GG12 ,  3L024GG15 ,  3L024HH54 ,  3L025AA37 ,  3L070AA09 ,  3L070BB06 ,  3L070DD07 ,  3L070DE09 ,  3L070DF15 ,  3L070DG01 ,  3L070DG05
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る