特許
J-GLOBAL ID:200903027758674747

液晶パネルの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-330900
公開番号(公開出願番号):特開平9-171171
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 液晶パネルの駆動方法において、フレーム変調方式で生じるようなフリッカやクロストークを、回路規模の増大を招くことなく抑制して、低消費電力でかつ安価な回路構成でもって多階調表示を可能とする。【解決手段】 フレームメモリ2から読み出された表示データを変換して直交変換回路3に供給するデータ変換回路7を設け、該データ変換回路7では、同時選択される4本の行電極のそれぞれに対応する4本の仮想行と、該各仮想行に対応する仮想データαi1とを想定し、仮想データαi1を、各階調レベルについて開平計算を必要としない値に設定するとともに、表示データIiと仮想データαi1との2乗和(=P)が、表示内容にかかわらず常に一定値(P=10/9)に保たれるようにした。
請求項(抜粋):
複数の行電極と複数の列電極とをこれらの交差部がマトリックス状に配列されるよう配置し、該各交差部の行電極と列電極の間に実効電圧値に応答する表示媒体を狭持してなる液晶パネルを、直交行列に基づく波形の電圧を列電極、及び同時選択した複数の行電極に印加して駆動する方法であって、表示画像1フレームの全領域、あるいは該表示画像1フレームを垂直走査方向に分割したブロック領域における第i行目に対応する表示データを、階調の程度に対応した、表示オフを示す値+1と表示オンを示す値-1との間の値Iiとするとともに、該同時選択される複数の行電極のそれぞれに対応するY(≧1)本の仮想行と、該各仮想行に対応する、下記の2つの関係式で与えられる仮想データαiyとを想定し、Ii2i12i22+...+αiy2+...+αiY2=Pαiy=a/b(a,bは整数)該表示データを、該仮想データも含めて該直交行列を用いて直交変換し、該直交変換した変換表示データに対応する列電圧を全列電極に順次印加するとともに、該表示画像1フレームの全領域、あるいは該ブロック領域に対応する全行電極を同時に選択して、該直交変換に用いた直交行列のうち仮想行に対応する要素を除いた行列の列ベクトルの要素に対応する行信号を行選択パルスとして順次印加することにより、該変換表示データを該液晶パネル上で逆変換し、元の表示データで示される階調表示を行う液晶パネルの駆動方法。
IPC (2件):
G02F 1/133 575 ,  G09G 3/36
FI (2件):
G02F 1/133 575 ,  G09G 3/36
引用特許:
審査官引用 (3件)

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