異種元素含有水酸化コバルトの製造方法、正極材料の製造方法、及び非水電解質二次電池

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：小田富士雄 , 能美知康
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-095688
公開番号（公開出願番号）：特開2004-299975
出願日： 2003年03月31日
公開日（公表日）： 2004年10月28日
要約：

【課題】異種元素含有コバルト酸リチウム(LiCoO2)製造用原料として有用な均質な異種元素含有水酸化コバルトを製造すること。【解決手段】コバルト塩とコバルト以外の異種元素を含有する塩との混合水溶液を、酸化防止剤を含有し、アルカリ水溶液によりpHが9〜14の間の所定の一定値に保たれた反応液中に滴下し、異種元素を含む水酸化コバルトを得る。酸化防止剤としては、ギ酸、シュウ酸及び2価の鉄イオンを使用することができ、また、異種元素としてはジルコニウム、チタン及びフッ素から選択された少なくとも1種の塩をコバルト塩の水溶液に添加すればよい。得られた水酸化コバルトには異種元素が均質に分散しており、この原料を用いて製造した異種元素含有コバルト酸リチウムを使用して製造した非水電解質二次電池は、放電特性に優れたものとなる。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

コバルト塩とコバルト以外の異種元素を含有する塩との混合水溶液を、酸化防止剤を含有し、アルカリ水溶液によりpHが9〜14の間の所定の一定値に保たれた反応液中に滴下し、異種元素を含む水酸化コバルトを得ることを特徴とする異種元素含有水酸化コバルトの製造方法。

IPC (4件)：

C01G51/00 , H01M4/02 , H01M4/58 , H01M10/40

FI (4件)：

C01G51/00 C , H01M4/02 C , H01M4/58 , H01M10/40 Z

Fターム (26件)：

4G048AA03 , 4G048AA06 , 4G048AB02 , 4G048AC06 , 4G048AD03 , 4G048AE05 , 5H029AJ02 , 5H029AJ14 , 5H029AK03 , 5H029AL07 , 5H029AM03 , 5H029AM05 , 5H029AM07 , 5H029CJ02 , 5H029CJ08 , 5H029CJ13 , 5H029HJ10 , 5H050AA02 , 5H050AA19 , 5H050BA17 , 5H050CA08 , 5H050CB08 , 5H050GA02 , 5H050GA10 , 5H050GA13 , 5H050HA10

引用特許：

審査官引用 (8件)

Liイオン二次電池用コバルト-ニッケル水酸化物及びその製造法
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-051952 出願人：株式会社田中化学研究所
Ni-Co系複合水酸化物とその製造方法及びリチウム二次電池用正極活物質原料
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-203289 出願人：日本化学工業株式会社
高密度及び大きな粒径の水酸化コバルト又はコバルト混合水酸化物の製造方法及びこの方法により製造される製造物
公報種別：公表公報出願番号：特願2001-506951 出願人：オーエムジー・フィンランド・オイ

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