特許
J-GLOBAL ID:200903027878730659

ダイカスト鋳造機及びダイカスト鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-290945
公開番号(公開出願番号):特開2001-047209
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 キャビティ内を真空引きして粉体離型剤の吸引のための真空状態及び金属溶湯の空気巻き込みを防止するための真空状態を得る場合、ダイカスト成型品の鋳造サイクルの伸張を防止しつつ、真空装置のコストの上昇を抑えること。【解決手段】 ダイカスト鋳造機は、金型内のキャビティ40を第1の真空度まで真空引きする真空タンク26及び真空ポンプ27,及び第1の真空度よりも高真空の第2の真空度まで真空引きする真空タンク21及び真空ポンプ22とを有する。このように第1の真空度と第2の真空度は、別個独立に設けられた真空装置によって形成されるので、鋳造サイクルの伸張が防止できる。さらに、それぞれの必要な真空度に対応して、真空タンク26が真空タンク21よりも小容量に形成される。これにより、別個独立した2個の真空装置を設けながらも、そのためのコストの上昇を極力抑制することができる。
請求項(抜粋):
固定型と可動型とを有し、当該固定型と可動型とを型締めすることによってキャビティを形成する金型と、前記キャビティ内に向けて粉体離型剤を供給する粉体離型剤供給手段と前記キャビティと第1の真空引き通路を介して接続され、前記キャビティ内を所定の第1の真空度まで真空引きして、前記粉体離型剤供給手段から供給される粉体離型剤を前記キャビティ内に吸引する第1の真空引き手段と、前記キャビティと第2の真空引き通路を介して接続され、前記キャビティの表面に粉体離型剤が塗布された後に、前記キャビティ内を前記所定の第1の真空度よりも真空度の高い所定の第2の真空度まで真空引きする第2の真空引き手段と、前記第2の真空引き手段によって前記キャビティ内が所定の第2の真空度まで真空引きされたとき、前記キャビティ内に金属溶湯を供給する金属溶湯供給手段とを備えることを特徴とするダイカスト鋳造機。
IPC (3件):
B22D 17/20 ,  B22D 17/14 ,  B22D 17/22
FI (4件):
B22D 17/20 D ,  B22D 17/14 ,  B22D 17/22 G ,  B22D 17/22 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
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