特許
J-GLOBAL ID:200903027975960260

過締め防止機構付き蓋。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178229
公開番号(公開出願番号):特開2000-240934
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 開閉具としてねじ式口金と蓋を用いた容器において、開閉操作の際に閉めの過不足を来さない過締め防止機構付き蓋を提供する。【解決手段】 蓋121をキャップ122とソケット131及び一組のラチェット141,145で構成し、キャップ下面の外向きフランジ126の突起128とラチェット141裏面の溝143とを遊びを持たせて接続し、加圧手段のばね147を装着したラチェット145を組合せ、キャップにソケットを被せスペース134と穴135にラチェットとばねを収容し、ソケット円筒の先端85をキャップの鍔73の下方に挿入してソケットを接続し、閉操作で通常の回転力ではキャップとソケットは共回りし、過大な回転力ではラチェット間に滑りを生じてソケットがキャップの回りに音を発し空転して過締めを防止し、開操作では滑りなしに共回りする構成とした。
請求項(抜粋):
口金と蓋でなる出入口開閉具を備えた液体容器に於いて、蓋(2,41,41A,71,71A)をキャップ(3,3A,3B,42,42A,72、72A)とソケット(26,51,51A,81,81A)及び半径方向に作用面を持つラチェット(9,9A,9B,30,46,46A,61,61A,74,74A)を主要部材として構成し、キャップが一方を閉鎖端(4)とし他方を開口端(12)とする円筒の中間胴部にパッキング(25)格納手段と口金との接続手段及びソケットとの抜け止め手段を備え、開口端に外向きフランジ(13、13A、13B、45、45A、75、75A)を設け、そのフランジに作用面が半径方向の内外何れかに向いたキャップ側ラチェット(9,9A,9B,30,46,46A,74,74A)を一体的に成形してなり、ソケットが円筒の外面に把手を形成し内面に内向きフランジ(29,54,82,82A)を備え下面にソケット側ラチェット(30,61,61A)を一体的に成形するか着脱可能に成形した別部材を内蔵し、両ラチェットを組合せソケットをキャップに被せて抜け止め手段により回動可能に接続して蓋とし、蓋を口金(1)に螺合する開閉操作で、正常な閉操作の初期から終期直前と開操作ではソケットがキャップと共回りし、正常な閉操作の終期と異常な閉操作では一方のラチェットが変形してラチェット間に隙間を生じて滑り、ソケットがキャップの回りに空転し音を立てる構造としたことを特徴とする過締め防止機構付き蓋。
IPC (2件):
F23K 5/14 503 ,  B65D 41/04
FI (2件):
F23K 5/14 503 ,  B65D 41/04 Z
Fターム (23件):
3E084AA12 ,  3E084AB01 ,  3E084BA02 ,  3E084CA01 ,  3E084CC01 ,  3E084DA01 ,  3E084DB12 ,  3E084DC01 ,  3E084DC03 ,  3E084FA09 ,  3E084FB02 ,  3E084GA04 ,  3E084GB04 ,  3E084HA03 ,  3E084HB03 ,  3E084HD01 ,  3E084JA09 ,  3E084KB01 ,  3E084LA17 ,  3K068AA15 ,  3K068CB03 ,  3K068CB12 ,  3K068CB14
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 燃料タンク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-214791   出願人:スズキ株式会社
  • カートリッジタンク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-320567   出願人:松下電器産業株式会社
  • 燃料キャップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-103604   出願人:豊田合成株式会社

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