特許
J-GLOBAL ID:200903028045631750
車輪支持用転がり軸受装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
森 哲也
, 内藤 嘉昭
, 崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-346284
公開番号(公開出願番号):特開2006-153188
出願日: 2004年11月30日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】優れた静的強度及び疲労強度を有し、大きな荷重が負荷されても変形や損傷が生じにくく、且つ、加工性に優れるため製造が容易な車輪支持用転がり軸受装置を提供する。【解決手段】車輪支持用転がり軸受装置1のハブ輪2は、炭素の含有量が0.35質量%以上0.75質量%以下、ケイ素の含有量が0.5質量%以下、マンガンの含有量が0.8質量%以下、クロムの含有量が0.5質量%以下である合金鋼に、加工率30%以上の冷間加工を施すことにより成形されたものである。また、この合金鋼は、0.2%耐力Ys(MPa)とビッカース硬さHvとが、Ys>2.3×Hvなる式を満足するものである。そして、ハブ輪2には高周波焼入れによる硬化層22が形成されており、それ以外の非焼入れ部のビッカース硬さHvは220以上300以下とされている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外周面に軌道面を有する内方部材と、前記内方部材の軌道面に対向する軌道面を有し前記内方部材の外方に配された外方部材と、前記両軌道面間に転動自在に配された複数の転動体と、を備えるとともに、前記内方部材及び前記外方部材の一方が回転輪、他方が固定輪とされる車輪支持用転がり軸受装置において、前記内方部材及び前記外方部材の少なくとも一方が下記の4つの条件を満足することを特徴とする車輪支持用転がり軸受装置。
条件1:炭素の含有量が0.35質量%以上0.75質量%以下、ケイ素の含有量が0.5質量%以下、マンガンの含有量が0.8質量%以下、クロムの含有量が0.5質量%以下である合金鋼で構成されている。
条件2:加工率30%以上の冷間加工で成形されたものである。
条件3:前記軌道面以外の非焼入れ部のビッカース硬さHvが220以上300以下である。
条件4:前記合金鋼の0.2%耐力Ys(MPa)とビッカース硬さHvとが、Ys>2.3×Hvなる式を満足する。
IPC (5件):
F16C 33/62
, C22C 38/00
, C22C 38/18
, F16C 19/18
, F16C 33/64
FI (5件):
F16C33/62
, C22C38/00 301Z
, C22C38/18
, F16C19/18
, F16C33/64
Fターム (14件):
3J101AA02
, 3J101AA32
, 3J101AA43
, 3J101AA52
, 3J101AA62
, 3J101AA72
, 3J101BA34
, 3J101BA53
, 3J101BA54
, 3J101BA70
, 3J101EA02
, 3J101EA47
, 3J101FA15
, 3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (5件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)
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機械工学便覧 応用編 B4 材料学・工業材料, 19960925, 初版6刷, B4-36
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機械工学便覧 応用編 B4 材料学・工業材料, 19960925, 初版6刷, B4-35
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機械工学便覧 応用編 B4 材料学・工業材料, 19960925, 初版6刷, B4-36
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