特許
J-GLOBAL ID:200903028154486329

モノマー溶液の液滴の重合による、高い吸収性を有する後架橋された吸水性ポリマー粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  杉本 博司 ,  高橋 佳大 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-519925
公開番号(公開出願番号):特表2009-543915
出願日: 2007年07月09日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
吸水性ポリマー粒子を、 a)少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマー、 b)少なくとも1つの架橋剤、 c)少なくとも1つの開始剤、 d)水 を含有するモノマー溶液の液滴を該液滴を取り囲む気相中で重合させることによって製造する方法において、前記モノマー溶液の固体含有率が少なくとも35質量%であり、かつ前記ポリマー粒子が少なくとも150μmの平均直径を有することを特徴とする方法。 請求項1に記載の方法において、モノマーa)が少なくとも1つの酸基を有することを特徴とする方法。 請求項2に記載の方法において、モノマーa)の酸基が、少なくとも部分的に中和されていることを特徴とする方法。 請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法において、モノマーa)が少なくとも50モル%までアクリル酸であることを特徴とする方法。 請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法において、ポリマー粒子が、少なくとも200μmの平均直径を有することを特徴とする方法。 請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法において、ポリマー粒子の少なくとも90質量%が、100〜800μmの直径を有することを特徴とする方法。 請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法において、キャリヤーガスを反応室中に流すことを特徴とする方法。 請求項7に記載の方法において、反応室を出て行くキャリヤーガスを、1回の通過後に、少なくとも部分的に返送することを特徴とする方法。 請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法において、キャリヤーガスの酸素含有率が0.001〜0.15容量%であることを特徴とする方法。 請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法において、得られるポリマー粒子を、少なくとも1つの更なる方法工程において乾燥させることを特徴とする方法。 請求項1から10までのいずれか1項に記載の方法により製造できる吸水性ポリマー粒子。 少なくとも20g/gの遠心保持能力(CRC)と、以下の条件 を満たす4.83kPaの圧力下吸収(AUL0.7psi)を有する吸水性ポリマー粒子。 請求項12に記載のポリマー粒子であって、前記ポリマー粒子が少なくとも0.84の平均球形度及び/又は0.005質量%未満の疎水性溶剤の含有率を有することを特徴とするポリマー粒子。 少なくとも0.84の平均球形度、0.005質量%未満の疎水性溶剤の含有率及び少なくとも20g/gの遠心保持能力(CRC)と、以下の条件 を満たす膨潤速度(FSR)を有する吸水性ポリマー粒子。 請求項12から14までのいずれか1項に記載のポリマー粒子であって、前記ポリマー粒子が少なくとも2×10-7cm3s/gの透過性を有することを特徴とするポリマー粒子。 請求項12から15までのいずれか1項に記載のポリマー粒子であって、該ポリマー粒子が少なくとも200μmの平均直径を有することを特徴とするポリマー粒子。 請求項12から16までのいずれか1項に記載のポリマー粒子であって、該ポリマー粒子の少なくとも90質量%が、100〜800μmの直径を有することを特徴とするポリマー粒子。 請求項12から17までのいずれか1項に記載のポリマー粒子であって、該ポリマー粒子が少なくとも部分的に、重合された酸基を有するモノマーa)からなることを特徴とするポリマー粒子。 請求項18に記載のポリマー粒子であって、重合されたモノマーa)の酸基が、少なくとも部分的に中和されていることを特徴とするポリマー粒子。 請求項16又は19に記載のポリマー粒子であって、モノマーa)が少なくとも50モル%までアクリル酸であることを特徴とするポリマー粒子。 請求項11から20までのいずれか1項に記載のポリマー粒子を衛生製品の製造のために用いる使用。 請求項11から20までのいずれか1項に記載のポリマー粒子を含有する衛生製品。
請求項(抜粋):
吸水性ポリマー粒子を、 a)少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマー、 b)少なくとも1つの架橋剤、 c)少なくとも1つの開始剤、 d)水 を含有するモノマー溶液の液滴を該液滴を取り囲む気相中で重合させることによって製造する方法において、前記モノマー溶液の固体含有率が少なくとも35質量%であり、かつ前記ポリマー粒子が少なくとも150μmの平均直径を有することを特徴とする方法。
IPC (5件):
C08F 2/10 ,  C08F 20/06 ,  A61F 13/49 ,  A61F 13/53 ,  A61L 15/60
FI (4件):
C08F2/10 ,  C08F20/06 ,  A41B13/02 D ,  A61F13/18 307A
Fターム (12件):
3B200AA01 ,  3B200AA03 ,  3B200BA01 ,  3B200BB17 ,  4J011AA08 ,  4J011AB08 ,  4J011HA02 ,  4J011HB06 ,  4J100AJ02P ,  4J100EA09 ,  4J100FA19 ,  4J100JA60
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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