特許
J-GLOBAL ID:200903028180300721

ゴム変性スチレン系重合体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128012
公開番号(公開出願番号):特開平11-322863
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 透明性に優れ、かつ衝撃強度、成形性に優れたゴム変性スチレン系重合体、およびその成形体を提供する。【解決手段】 スチレン系単量体単位35〜75重量%と(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位65〜25重量%の重合体を連続相(I)とし、スチレン単量体単位30〜50重量%とブタジエン単量体単位70〜50重量%のゴム状弾性体を分散相(II)とするゴム変性スチレン系重合体であって、(I)が85〜98重量部、(II)が85〜98重量部であり、(a)分散相が0.2〜0.7μmと0.8〜1.1μmを平均粒径とするふたつのタイプの分散粒子からなり、かつ(b)全分散粒子の平均粒径が0.3〜1.0μm、(c)小粒子10〜90重量%および大粒子90〜10重量%であり、そして(d)全分散粒子の80重量%以上の粒子形態がカプセル構造を有する。
請求項(抜粋):
スチレン系単量体単位35〜75重量%および(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位65〜25重量%からなる連続相(I)が85〜98重量部、スチレン単量体単位30〜50重量%およびブタジエン単量体単位70〜50重量%のゴム状弾性体からなる分散相(II)が15〜2重量部であるゴム変性スチレン系重合体であって、下記(a)〜(d)を満たすことを特徴とするゴム変性スチレン系重合体。(a)分散相(II)が粒子形状を有しており、該粒子(以下「分散粒子」という)が平均粒径0.2〜0.7μmである小分散粒子と平均粒径0.8〜1.1μmである大分散粒子のふたつのタイプの分散粒子からなり、(b)全分散粒子の平均粒径が0.3〜1.0μmの範囲内にあり、(c)全分散粒子に対して、小分散粒子が10〜90重量%、大分散粒子が90〜10重量%であり、(d)全分散粒子の少なくとも80重量%以上の分散粒子の粒子形態がカプセル構造の分散粒子である。
IPC (6件):
C08F279/06 ,  B29C 45/00 ,  B29C 47/14 ,  C08F287/00 ,  B29K 96:02 ,  B29L 7:00
FI (4件):
C08F279/06 ,  B29C 45/00 ,  B29C 47/14 ,  C08F287/00
引用特許:
審査官引用 (10件)
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