特許
J-GLOBAL ID:200903028423580388

α-オレフィンの重合及び共重合用触媒系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-120613
公開番号(公開出願番号):特開2000-136209
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 多孔質の無機担体をアルモキサンと反応させ、続いて担体上にメタロセン化合物を担持し得られる不均質触媒系、それを用いての重合法。【解決手段】 メタロセン化合物は次式;〔Lはシクロペンタジエニル環、ベンゾインデニル環よりなる群から選ばれ、Rは水素、アルキル基RIは二価の脂肪族又は芳香族炭化水素基等、RIIはアルキル基等、Qは個々にB、C、Si、Ge、Sn、Mは好ましくはチタン、ジルコニウム又はハフニウムであり、Xは個々に水素、アルキル基等、L′はN又はOであり、Lがシクロペンタジエニル環である時はkは5に等しく、z、x、yは0〜3は、x+y+zはMの原子価に等しく、mは1、2、3又は4、a及びbは0〜k-1、fは1〜k、gは0〜1、c及びeは0又は1に等しく、dは0、1又は2〕
請求項(抜粋):
多孔質の無機担体をアルモキサンと反応させ、続いて少なくとも1種のメタロセン化合物を該担体上に担持させることにより得られる不均質触媒系において、メタロセン化合物は次式;〔式中Lは同じでも異なっても良く、シクロペンタジエニル環、インデニル環、テトラヒドロインデニル環、フルオレニル環、オクタヒドロフルオレニル環又はベンゾインデニル環よりなる群から選ばれ;各々のRは個々に水素、C1〜C20アルキル基、C3〜C20シクロアルキル基、C6〜C20アリール基、C3〜C20アルケニル基、C7〜C20アラルキル基、C7〜C20アルカリール基、C8〜C20アラルケニル基(これらの基は直鎖又は分枝鎖の基であり、場合によっては1〜10個のハロゲン原子で置換されている)又は基SiRII3から選ばれ;各々のRIは同じでも異なっても良く、1〜20個の炭素原子を含有する二価の脂肪族又は芳香族炭化水素基(場合によっては元素の周期律表の14〜16族の異原子1〜5個及びホウ素を含有する)であり;好ましくはC1〜C20アルキル基、C3〜C20シクロアルキレン基、C6〜C20アリーレン基、C7〜C20アルケニル基、C7〜C20アリールアルキレン基又はアルキルアリーレン基(これらの基は直鎖又は分枝鎖の基である)又は基SiRII2であり;各々のRIIは個々にC1〜C20アルキル基、C3〜C20シクロアルキル基、C6〜C20アリール基、C3〜C20アルケニル基、C7〜C20アラルキル基、C8〜C20アラルケニル基又はC7〜C20アルカリール基(これらの基は直鎖又は分枝鎖の基である)から選ばれ;好ましくはRIIはメチル基、エチル基又はイソプロピル基であり;各々のQは個々にB、C、Si、Ge、Snから選ばれ;Mは周期律表の3、4又は10族の金属、ランタニド又はアクチニド元素であり;各々のXは個々に水素、塩素、臭素、ORII、NRII2、C1〜C20アルキル基又はC6〜C20アリール基から選ばれ;L′はN又はOであり;Lがシクロペンタジエニル環である時はkは5に等しく、Lがインデニル環である時はkは7に等しく、Lがフルオレニル環又はベンゾインデニル環である時はkは9に等しく、Lがテトラヒドロインデニル環である時はkは11に等しく、Lがオクタヒドロフルオレニル環である時はkは17に等しく;zは0、1又は2に等しく;xは1、2又は3に等しく;yは1、2又は3に等しく;x+y+zはMの原子価に等しく;mは1、2、3又は4の値を採り得る整数であり;a及びbは0〜k-1の範囲の整数であり;fは1〜kの範囲の整数であり;gは0〜1の範囲の整数であり;c及びeは0又は1に等しく;a+b+cは少なくとも1であり;a+g+cは少なくとも1であり;dは0、1又は2に等しく;QがBである時c+dは1であり;QがC、Si、Ge又はSnである時c+dは2であり;L′がNである時g+eは1であり;L′がOである時gは0でeは0である〕により定義されることを特徴とする不均質触媒系。
IPC (2件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (3件)

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