特許
J-GLOBAL ID:200903039765736187

不均一触媒成分及びα-オレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125136
公開番号(公開出願番号):特開平11-335407
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】本発明は不均一触媒系及びそのオレフィン重合における使用に関する。【解決手段】本発明によれば、無機多孔質支持体とメタロセン化合物との反応によって得られる不均一触媒成分であって、上記メタロセン化合物は、下記の一般式I、II又はIII:(式中、L、R,R1、Q、M、X、L、L'、a、b、c、d、e、f、g、k、m、x、y及びzは請求項1に記載の意義を有する)で表わされるものであることを特徴とする、オレフィン重合用の不均一触媒成分が提供される。
請求項(抜粋):
無機多孔質支持体とメタロセン化合物との反応によって得られる不均一触媒成分であって、上記メタロセン化合物は、下記の一般式I、II又はIII:[式中、Lは、同一であるか又は異なるものであり、シクロペンタジエニル、インデニル、テトラヒドロインデニル、フルオレニル、オクタヒドロフルオレニル及びベンゾインデニル基からなる群から選ばれる;Rの各々は、水素、C1-C20アルキル、C3-C20シクロアルキル、C6-C20アリール、C3-C20アルケニル、C7-C20アリールアルキル、C7-C20アルキルアリール、C8-C20アリールアルケニル基(これらの基は線状であるか又は分岐鎖でありかつ場合により1〜10個のハロゲン原子で置換されている)及び基SiRII3から選ばれる;R1の各々は、同一であるか又は異なるものであり、基SiRII2、又は、1〜20個の炭素原子を含有しかつ場合により元素の周期律表の14〜16族のヘテロ原子1〜5個及びホウ素を含有する2価の脂肪族又は芳香族基である;Qは、各々、B、C、Si、Ge及びSnから選ばれる;Mは周期律表の3、4又は10族の金属、ランタニド又はアクチニドである;Xの各々は水素、塩素、臭素、OR11、NR112、C1-C20アルキル及びC6-C20アリールから選ばれる;R11の各々は、C1-C20アルキル、C3-C20シクロアルキル、C6-C20アリール、C3-C20アルケニル、C7-C20アリールアルキル、C7-C20アリールアルケニル又はアルキルアリール基(これらの基は線状であるか又は分岐鎖状である)から選ばれる;L'はN又はOである;Lがシクロペンタジエニル基である場合、kは5に等しく、Lがインデニル基である場合、kは7に等しく、Lがフルオレニル又はベンゾインデニル基である場合、kは9に等しく、Lがテトラヒドロインデニル基である場合、kは11に等しく、Lがオクタヒドロフルオレニル基である場合、kは17に等しい;z は0、1又は2に等しい;x は1、2又は3に等しい;y は1、2又は3に等しい;x + y + z はMの原子価に等しい;m は1、2、3又は4の値を取り得る整数である;a 及びb は0〜k-1 の間で変動する整数である;f は1〜k の間で変動する整数である;g は0又は1である;c 及びe は0又は1に等しい;a + b + c は少なくとも1である;a + g +cは少なくとも1である;d は0、1又は2に等しい;QがBである場合、c + d = 1である;QがC、Si、Ge又はSnである場合、c + d = 2である;L' がNである場合、g + e = 1である;L' がOである場合、g = 0, e = 0である]で表わされるものであることを特徴とする不均一触媒成分。
IPC (6件):
C08F 4/64 ,  C08F 2/02 ,  C08F 2/04 ,  C08F 2/18 ,  C08F 2/34 ,  C08F 10/00
FI (6件):
C08F 4/64 ,  C08F 2/02 ,  C08F 2/04 ,  C08F 2/18 ,  C08F 2/34 ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (3件)

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