特許
J-GLOBAL ID:200903028581677054

MIMOフェージングシミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-252585
公開番号(公開出願番号):特開2007-067951
出願日: 2005年08月31日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】 アナログ入出力回路による歪を校正でき、さらに、アンテナ指向性に基づくMIMOチャネル間の相関を考慮したMIMOフェージングチャネルを模擬できるMIMOフェージングシミュレータを提供する。【解決手段】 ダウンコンバータ21〜2Mと、入力校正回路41〜4Mと、チャネル係数生成器7と、FIRフィルタにより構成されたチャネル形成回路5と、出力校正回路101〜10Nと、アップコンバータ121〜12Nとを有し、入力校正回路41〜4M及び出力校正回路101〜10Nを用いて、ダウンコンバータ21〜2M及びアップコンバータ121〜12Nによって発生する歪を補償し、チャネル係数生成器7においてアンテナ指向性及び電力角度スペクトラムに基づいたアンテナ・空間相関係数を用いてチャネル係数を生成し、FIRフィルタで入力信号と前記チャネル係数との畳み込みを行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
M個の入力端子とN個の出力端子を有し、M個の送信アンテナとN個の受信アンテナ間の伝送路特性をシミュレートするMIMOフェージングシミュレータにおいて、 上記M個の入力端子からの入力信号を複素ベースバンド入力信号に変換するM個のダウンコンバータと、Mは正の整数であり、 上記複素ベースバンド入力信号に対し、上記ダウンコンバータが生成した歪の補償を行って校正後入力信号として出力するM個の入力校正回路と、 上記M個の入力校正回路からの上記校正後入力信号が与えられ、M入力-N出力間にMN個のチャネルをそれぞれJタップの有限インパルス応答フィルタ、以下FIRフィルタと呼ぶ、で形成するチャネル形成回路と、N、Jは正の整数であり、 MN個の上記FIRフィルタにそれぞれのチャネルの特性をシミュレートするJ個のチャネル係数を与えるチャネル係数生成器と、 上記チャネル形成回路のN個の出力が与えられ、それぞれ歪補償を行って複素ベースバンド信号である校正後出力信号として出力するN個の出力校正回路と、 上記N個の出力校正回路の校正後出力信号をそれぞれアップコンバートして上記N個の出力端子に出力するN個のアップコンバータ、 とを含み、上記チャネル係数生成器は、上記M個の送信アンテナとN個の受信アンテナのアンテナ指向性および素子間結合係数を含んだアンテナ・空間相関係数に基づいてそれぞれ上記J個のチャネル係数を生成して上記MN個のFIRフィルタに対し設定し、上記N個の出力校正回路は上記チャネル形成回路のN個の出力に対し、上記N個のアップコンバータが生成する歪をそれぞれ補償するよう処理を行って上記校正後出力信号を生成することを特徴とするMIMOフェージングシミュレータ。
IPC (3件):
H04J 15/00 ,  H04B 17/00 ,  H04B 7/04
FI (3件):
H04J15/00 ,  H04B17/00 Z ,  H04B7/04
Fターム (13件):
5K022FF00 ,  5K042AA06 ,  5K042BA11 ,  5K042CA02 ,  5K042CA11 ,  5K042CA12 ,  5K042DA11 ,  5K042DA19 ,  5K042DA20 ,  5K042EA06 ,  5K042EA13 ,  5K059CC01 ,  5K059DD41
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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