特許
J-GLOBAL ID:200903028774435252

アクリル系合成樹脂板の熱成形体の厚み予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289925
公開番号(公開出願番号):特開2001-105486
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 アクリル系合成樹脂板の熱成形過程において肉厚分布をより均一にするために厚み分布を予測する方法を提供する。【解決手段】 アクリル系合成樹脂板の熱成形体の厚み予測方法において、複数の膜要素の各々の変形過程を過渡2軸伸長変形に仮定してK-BKZタイプの積分型粘弾性構成方程式を採用し、この構成方程式中の減衰関数としてPSMモデルを用い、その減衰関数における物質パラメータαは1<α≦30を満たす範囲、物質パラメータβは0<β<1を満たす範囲から選ばれた値であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
アクリル系合成樹脂板を熱成形して成形体を製造する変形過程において、成形体の厚みを予測するアクリル系合成樹脂板の熱成形体の厚み予測方法であって、成形前のアクリル系合成樹脂板を、単位表面積を有する複数の要素に分割するステップと、前記複数の要素の各々の変形過程を過渡2軸伸長変形に仮定してK-BKZタイプの積分型粘弾性構成方程式を採用し、その構成方程式中の減衰関数としてPSMモデルを用いて変形過程における時刻(n-1)(ここで成形時間tはt=n△t、nは自然数、△tはn分割された時間である)での前記複数の要素の各々の応力を求める第1の計算ステップと、前記複数の要素の各々に対して流体保存方程式を用いて時刻(n-1)での応力から、時刻nでの要素間の節点の移動速度を求める第2の計算ステップと、時刻nでの要素間の節点の移動速度と時刻nでの前記複数の要素の各々の厚みとから、時刻n+1での前記複数の要素の各々の厚みを求める第3の計算ステップと、前記第1、第2および第3の計算ステップをn=2から最終成形時刻まで繰返すことにより、最終成形後の前記複数の要素の各々の厚みを求めるステップとを備え、前記減衰関数における物質パラメータαは1<α≦30を満たす範囲、物質パラメータβは0<β<1を満たす範囲から選ばれた値であることを特徴とする、アクリル系合成樹脂板の熱成形体の厚み予測方法。
IPC (4件):
B29C 51/46 ,  G01B 21/08 ,  B29K 33:00 ,  B29L 22:00
FI (4件):
B29C 51/46 ,  G01B 21/08 ,  B29K 33:00 ,  B29L 22:00
Fターム (11件):
2F069AA47 ,  2F069AA68 ,  2F069BB40 ,  2F069NN00 ,  4F208AA21 ,  4F208AC03 ,  4F208AH49 ,  4F208MA01 ,  4F208MB01 ,  4F208MC01 ,  4F208MH06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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