特許
J-GLOBAL ID:200903028875325571

内燃機関の失火判定装置および車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-191398
公開番号(公開出願番号):特開2009-162218
出願日: 2008年07月24日
公開日(公表日): 2009年07月23日
要約:
【課題】出力軸がねじれ要素を介して後段の入力軸に接続された複数気筒の内燃機関の失火を精度良く判定する。【解決手段】エンジン回転数Neとモータ回転数Nm1,Nm2により計算されて通信により入力されるダンパの後段側のダンパ後段回転数Ndとに対してバンドパスフィルタを用いてダンパのねじれに基づく共振の周波数成分を抽出したフィルタ後回転数FNe,FNdを演算し(S410)、この位相差Δθとエンジン回転数Neとに基づいてダンパ後段回転数Ndが入力されるまでの通信遅れ時間Tdを推定する(S420〜S440)。そして、通信遅れ時間Tdの時間差をもってエンジン回転数Neとダンパ後段回転数Ndとを入力して共振影響成分Ndeを計算し、エンジン回転数Neから共振影響成分Ndeを減じて判定用回転数Nj(CA)を計算し、判定用回転数Njを用いてエンジンの失火を判定する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
出力軸がねじれ要素を介して後段の後段軸に接続された複数気筒の内燃機関の失火を判定する内燃機関の失火判定装置であって、 前記出力軸の回転数である出力軸回転数を検出する出力軸回転数検出手段と、 前記後段軸の回転数である後段軸回転数を検出する後段軸回転数検出手段と、 前記検出された出力軸回転数と前記検出された後段軸回転数の少なくとも一方を通信を介して取得するよう構成され、前記取得した出力軸回転数に対して前記ねじれ要素のねじれに基づいて生じる共振の周波数成分を抽出すると共に前記取得した後段軸回転数に対して前記共振の周波数成分を抽出し、該抽出した両周波数成分の位相差と前記取得した出力軸回転数とに基づいて前記通信の遅れ時間を推定し、該推定した通信の遅れ時間に応じた時間差をもって前記出力軸回転数と前記後段軸回転数とを取得すると共に該取得した前記出力軸回転数と前記後段軸回転数とに基づいて前記共振が前記出力軸の回転数に影響を及ぼす共振影響成分を演算する共振影響成分演算手段と、 前記検出された出力軸回転数から前記演算された共振影響成分を減じて得られる検出用回転数に基づいて前記内燃機関の失火を判定する失火判定手段と を備える内燃機関の失火判定装置。
IPC (1件):
F02D 45/00
FI (3件):
F02D45/00 368Z ,  F02D45/00 362J ,  F02D45/00 358C
Fターム (11件):
3G384AA28 ,  3G384BA01 ,  3G384DA38 ,  3G384DA42 ,  3G384DA54 ,  3G384FA01Z ,  3G384FA04Z ,  3G384FA28Z ,  3G384FA40Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA61Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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