特許
J-GLOBAL ID:200903028920057273

石積壁の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-175816
公開番号(公開出願番号):特開2005-009209
出願日: 2003年06月20日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
【課題】既設石積壁の安定性を安価に確保すること。【解決手段】補強方法は、傾斜地山10の前面に、裏込め栗石層12を介在させて、複数の石材ブロック14を相互に隣接するようにして、上下方向に積上げ、石材ブロック14間に、裏込めコンクリート15が充填された練積方式の既設石積壁16に適用され、石積壁16の前面から裏込め栗石層12に到達する削孔18を形成し、削孔18内にグラウト材20を注入して、このグラウト材20を固化させた補強部22を局所的に設けるようにした。削孔18は、石材ブロック14の目地部に設けられ、かつ、上下、左右方向に隣接する目地部の1つおきに千鳥状に配置されている。この削孔18は、石積壁16の前面側から、小型削孔機械により施工される。局部的な補強部22を設けることで、部分的な改良および補強効果が得られ、裏込めコンクリート15の脆弱化を補強して、既設石積壁16の安定化を図ることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
傾斜地山の前面に、裏込め栗石層を介在させて、割石などの複数の石材ブロックを相互に隣接するようにして積み上げ、前記石材ブロック間に裏込めコンクリートを充填した既設石積壁の補強方法において、 前記石積壁前面から前記裏込め栗石層に到達する削孔を形成し、前記削孔内にグラウト材を注入して、前記グラウト材を固化させた補強部を局所的に設けることを特徴とする石積壁の補強方法。
IPC (2件):
E02D29/02 ,  E02D17/20
FI (2件):
E02D29/02 304 ,  E02D17/20 103H
Fターム (2件):
2D044DB53 ,  2D048AA32
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 石積の補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-093304   出願人:村上謙三
  • 切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-165242   出願人:矢作建設工業株式会社
  • 石積擁壁補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-168637   出願人:三協エンジニアリング株式会社, 佐伯隆夫
全件表示

前のページに戻る