特許
J-GLOBAL ID:200903029072913209

液体噴射装置及び液体収容容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-169179
公開番号(公開出願番号):特開2007-331350
出願日: 2006年06月19日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】いわゆるチョーククリーニングに用いられる弁装置として使用しても、必要な閉弁応答性が得られやすいうえ、弁装置内における流出口の配置位置の制約を緩和できる液体噴射装置及び液体収容容器を提供する。【解決手段】差圧弁41は、基材44と、基材44に凹設された凹部43の開口43aを封止するフィルム部材45とを備える。凹部43の底面略中央には流入路47の径より大径な内径を有する円環状の突起46が形成されている。弁室50は、突起46の外側部分からなる第1流路51と、突起46の内側部分からなる第2流路52とからなる。開口46aの開口径Aは、フィルム部材45のうち撓み変形可能な部分であるダイヤフラム45aの直径Bの1/2以上、かつ流入路47の径Cの5倍以上に設定されている。このため、第2流路52に連通する側を流入口47a、第1流路51に連通する側を流出口49aとしても、弁の開閉が可能となっている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
弁装置を備えた液体噴射装置であって、 前記弁装置は、 流体流路を形成する壁面の一部を形成するとともに該流体流路の内外の圧力差によって撓む可撓性部材と、 前記可撓性部材が前記流体流路の容積を減少させる方向に撓んだ状態で当接可能に設けられるとともに該当接した状態で閉塞される開口を有する弁座部とを備え、 前記流体流路は、前記可撓性部材が前記開口を閉塞しない開弁状態において前記開口を通じて互いに連通され、前記可撓性部材が前記開口を閉塞する閉弁状態において非連通になる第1流路と第2流路とを有し、 前記第1流路は、前記閉弁状態において前記可撓性部材が前記弁座部に当接する当接箇所より外側の部分で該可撓性部材に該第1流路の流体圧がかかるように設けられるとともに流出口と連通し、 前記第2流路は、前記閉弁状態において前記可撓性部材に前記開口を通じて該第2流路の流体圧がかかるように設けられるとともに流入口に連通しており、 前記第2流路は、前記流入口の開口面積より大きな流路断面積を有していることを特徴とする液体噴射装置。
IPC (5件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185 ,  B05C 5/00 ,  B05C 11/10
FI (4件):
B41J3/04 102Z ,  B41J3/04 102R ,  B05C5/00 101 ,  B05C11/10
Fターム (21件):
2C056EA14 ,  2C056EA15 ,  2C056EC18 ,  2C056EC57 ,  2C056JC20 ,  2C056KB05 ,  2C056KB08 ,  2C056KC01 ,  4F041AA02 ,  4F041AB01 ,  4F041BA10 ,  4F041BA13 ,  4F041BA35 ,  4F041BA59 ,  4F041BA60 ,  4F042AA02 ,  4F042BA12 ,  4F042CB03 ,  4F042CB08 ,  4F042CC03 ,  4F042CC08
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る