特許
J-GLOBAL ID:200903029109598600

ガラス光学素子用成形型及び該成形型を用いたガラス光学素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠藤 恭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-177814
公開番号(公開出願番号):特開2001-010831
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 成形型に対するガラスの離型を良好に行い得る光学用ガラスのプレス成形方法を提供する。【解決手段】 本発明のプレス成形方法は、成形面を有する上型11及び下型12を含み、その成形面において、その光学的機能形成領域以外の部分に粗面20を備える成形型を用意する工程と、軟化したガラス素材を、下型12の成形面上に供給する工程と、供給されたガラス素材をプレス成形する工程であって、プレス後のガラスの面に粗面の凹凸が転写されるものを成形するものと、成形型とガラスとの線膨張係数差によって、粗面の凹凸とガラスに転写された凹凸とが位置ずれを起こす時間経過後に、上型及び下型を相対的に引き離す工程と、プレスされたガラスを成形型から取り出す工程とを備える。プレス後のガラスの収縮時に、前記ガラスに転写された凹凸が粗面の凹凸を乗り上げ、その結果形成される隙間から外気が型の成形面とガラスの間へ入り、ガラスの離型が良好となる。
請求項(抜粋):
相対向する上型及び下型を含み、該成形面で軟化したガラス素材をプレスしてガラス光学素子を成形するための成形型であって、該上型及び下型は、その成形面にそれぞれ該ガラス光学素子の光学的機能面を形成するための光学的機能形成領域を有し、かつ、該上型の成形面における該光学的機能形成領域以外の領域には、粗面が形成されており、該粗面におけるRmaxで表わされる凹凸の最大高さが、該下型の成形型における該光学的機能形成領域以外の領域においてRmaxにより表わされる凹凸の最大高さよりも大きいことを特徴とするガラス光学素子用成形型。
IPC (2件):
C03B 11/08 ,  C03B 11/00
FI (2件):
C03B 11/08 ,  C03B 11/00 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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