特許
J-GLOBAL ID:200903029490225858

顕微鏡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 篠原 泰司 ,  藤中 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-098134
公開番号(公開出願番号):特開2006-276667
出願日: 2005年03月30日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】非常に微小な領域についての観察と同時に、CARSの時間分解分光計測を、従来と比較して少ない計測回数、時間で行える顕微鏡装置を提供する。 【解決手段】顕微鏡70、時間分解分光ユニット80、導光手段91,92を有する。ユニット80が、波長が異なる2つの光を発する光源51,52と、2つの光を光路が平行な同じ方向に導く合波手段55と、合波手段55からの光を2方向に分岐する手段6と、2つの光の光路長差を調整する手段56と、試料へ照射した2つの光の周波数差に共鳴する試料内分子振動が誘起されて発生したコヒーレント光を、他方の光路を通る2つの光のいずれかと合波する合波手段3と、合波される光の光路長差を調整する手段10と、前記合波手段3を介して形成された干渉縞を撮像する撮像素子4を備える。導光手段91と撮像素子4の間に2次元光波変換光学系1が配置されている。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
光学顕微鏡と時間分解分光ユニットを有する顕微鏡装置であって、 前記時間分解分光ユニットからの光を前記光学顕微鏡の内部に導く第1導光手段と前記光学顕微鏡からの光を前記時間分解分光ユニットの内部に導く第2導光手段を有し、 前記時間分解分光ユニットが、 中心周波数が互いに異なる第1の光と第2の光を発振する光源部と、 前記光源部で発振された前記第1の光と第2の光とを互いの光路が平行となるようにして同じ方向に導く第1合波手段と、 前記第1合波手段からの前記第1の光及び第2の光を前記顕微鏡内の試料に向かう一方の光路と、該顕微鏡内の試料に向かわない他方の光路との2方向に夫々分岐する分岐手段と、 前記光学顕微鏡内の試料に到達する前記第1の光と第2の光との時間差を調整する第1時間差調整手段と、 前記第1導光手段を介して前記光学顕微鏡本体内部に導かれた前記第1の光及び第2の光を試料へ照射することにより、該第1の光及び第2の光の周波数差に共鳴する試料内分子振動が誘起される結果、該試料から発生し、前記第2導光手段によって導かれたコヒーレントな信号光を、参照光として選ぶ前記他方の光路を通る前記第1の光及び第2の光の何れか一方の光と合波する第2合波手段と、 前記第2合波手段による合波位置に到達する、前記コヒーレントな信号光と前記参照光との時間差を調整する第2時間差調整手段と、 前記コヒーレントな信号光と前記他方の光路を通る前記参照光とが合波されることによって形成された干渉縞を撮像する撮像素子を備え、 前記第2導光手段と前記撮像素子の間に2次元光波変換光学系が配置されていることを特徴とする顕微鏡装置。
IPC (4件):
G02B 21/06 ,  G02B 21/18 ,  G02B 21/36 ,  G02B 26/06
FI (4件):
G02B21/06 ,  G02B21/18 ,  G02B21/36 ,  G02B26/06
Fターム (15件):
2H041AA23 ,  2H041AB14 ,  2H041AZ06 ,  2H052AB17 ,  2H052AB24 ,  2H052AB26 ,  2H052AC04 ,  2H052AC05 ,  2H052AC14 ,  2H052AC34 ,  2H052AF04 ,  2H052AF06 ,  2H052AF07 ,  2H052AF14 ,  2H052AF25
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (7件)
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