特許
J-GLOBAL ID:200903029696072268

タイヤの設計方法およびタイヤの設計装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-035229
公開番号(公開出願番号):特開2008-195341
出願日: 2007年02月15日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】路面を転動している最中に路面との相対角が時系列に変化した際の過渡応答特性が最適となるタイヤを、短い時間で効果的に設計する。 【解決手段】設計パラメータを変数とするタイヤモデル、および路面を再現する路面モデルを少なくとも生成し、タイヤモデルを路面モデルに接触させて転動させつつ、路面モデルに対するタイヤモデルの相対角を時系列に変化させるシミュレーション演算を実施し、シミュレーション演算の結果に基いてタイヤの過渡応答特性を表す目的関数の値を求め、タイヤモデルに与える設計パラメータの値を繰り返し変更し、変更の度に、この変更によって生成されるタイヤモデルについて、シミュレーション演算および目的値の導出を実行し、この繰り返しによって求められた複数の前記目的関数の値に基づいて、目的関数の値が最適条件を満たすときの設計パラメータの値を求めるための最適化処理を実施する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
所定のタイヤを基準にして、路面を転動している最中に前記路面との相対角が時系列に変化した際の過渡応答特性が最適となるタイヤを設計する方法であって、 最適化のために変更すべきタイヤの設計パラメータと、前記相対角の時系列情報と、前記過渡応答特性を表す少なくとも1つの目的関数と、この最適化のための最適条件と、を少なくとも設定する条件設定ステップと、 前記設計パラメータを変数とするタイヤモデル、および前記路面を再現する路面モデルを少なくとも生成するモデル生成ステップと、 前記設計パラメータの値を与えて生成した前記タイヤモデルを、前記路面モデルと接触させて転動させつつ、前記相対角の時系列情報に応じて、前記路面モデルに対する前記タイヤモデルの相対角を時系列に変化させるシミュレーション演算を実施する演算ステップと、 前記シミュレーション演算の結果に基き、前記目的関数の値を求める目的値導出ステップと、 前記タイヤモデルに与える前記設計パラメータの値を繰り返し変更し、変更の度に、この変更によって生成されるタイヤモデルについて、前記演算ステップおよび前記目的値導出ステップを実行する繰り返しステップと、 この繰り返しステップによって求められた複数の前記目的関数の値に基づいて、前記目的関数の値が前記最適条件を満たすときの前記設計パラメータの値を求めるための最適化処理を実施する最適化ステップと、を有するタイヤの設計方法。
IPC (2件):
B60C 19/00 ,  G06F 17/50
FI (4件):
B60C19/00 Z ,  G06F17/50 612L ,  G06F17/50 612H ,  G06F17/50 680Z
Fターム (2件):
5B046AA04 ,  5B046JA08
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (7件)
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