特許
J-GLOBAL ID:200903030970103718

覆網式斜面保護工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-095317
公開番号(公開出願番号):特開2009-249825
出願日: 2008年04月01日
公開日(公表日): 2009年10月29日
要約:
【課題】斜面を網体により的確に下方に押圧することができ、網体の設置過程及び設置後における落石による被害を防止できる覆網式斜面保護工法を提供する。【解決手段】頭部が曲がり変形可能なアンカー10にて上側横ロープ14を張架する上側横ロープ設置工程と、上側横ロープ14に所定幅の網体100を固定し谷側に展延する網体展延工程と、下側横ロープ18及び互いに所定間隔を置いて斜面上下方向に伸長する2本の縦ロープ20、22をアンカー10を用いて張架する三方ロープ設置工程と、下側横ロープ18及び2本の縦ロープ20、22に網体100を結合する網体・ロープ結合工程と、上側横ロープ14、下側横ロープ18及び2本の縦ロープ20、22によって四方を囲まれた中間領域内の所定箇所で網体100を地山側に押圧するように地山に中間部アンカーを固定設置することで前記網体を緊張させる網体緊張工程とを含む。【選択図】図6
請求項(抜粋):
地山に固定されたアンカーを用いて、網体を斜面の表面に展延設置して斜面の表面からの落下物の発生を防止する覆網式斜面保護工法において、 頭部が荷重の付加に応じて曲がり変形可能なアンカーを前記斜面の所定高さ位置に所定間隔を空けて固定し、該アンカー間に上側横ロープを張架する上側横ロープ設置工程と、 前記上側横ロープに所定幅の網体の上辺部を固定し、該網体を斜面表面に沿って谷側に展延する網体展延工程と、 前記網体の設置領域にて、前記上側横ロープから所定間隔を空けた谷側位置での略水平方向に伸長する下側横ロープの張架、及び互いに所定間隔を置いて斜面上下方向に伸長する2本の縦ロープの張架を前記曲がり変形可能なアンカーを用いて行う三方ロープ設置工程と、 前記下側横ロープ及び前記2本の縦ロープに網体の近接する部分を結合する網体・ロープ結合工程と、 前記上側横ロープ、下側横ロープ、及び2本の縦ロープによって四方を囲まれた網体領域内の所定箇所で網体を地山側に押圧するように地山に中間部アンカーを固定設置することで前記網体を緊張させる網体緊張工程と、 を含むことを特徴とする覆網式斜面保護工法。
IPC (1件):
E01F 7/04
FI (1件):
E01F7/04
Fターム (6件):
2D001PA06 ,  2D001PC03 ,  2D001PD07 ,  2D001PD10 ,  2D001PD11 ,  2D001PE01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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