特許
J-GLOBAL ID:200903030978055950

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339467
公開番号(公開出願番号):特開平10-175415
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 コンプレッサの稼働率を上げることなくウインドウガラスの曇り止め性能を維持する。【解決手段】 暖房運転時に蒸発器となる第1の車室内熱交換器35の作動温度に基づいてウインドウガラスの目標内面温度を設定し、この目標ガラス内面温度と外気温とに基づいてデフロスタ吹出口52の吹出風の目標温度と目標風量を設定し、デフロスタ吹出口52の吹出風の温度と風量がそれぞれの目標値となるようにヒーター202を通過する空調風の風量とデフロスタ吹出口52の吹出風量とを制御する。これにより、燃費をよくするためにコンプレッサ31の運転と停止を頻繁に繰り返して断続運転しても、十分に除湿された空気がウインドウガラス内面に流れてガラス曇りが防止され、蒸気圧縮サイクルの運転状況に拘わらず安定な曇り止め性能を発揮することができる。
請求項(抜粋):
コンプレッサと、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒流路を切り換える冷媒流路切換手段と、冷媒と外気との間で熱交換を行なう車室外熱交換器と、冷媒を断熱膨張させる膨張手段と、冷媒と車室内に吹き出す空調風との間で熱交換を行なう車室内熱交換器であって、暖房運転時に蒸発器となる第1の車室内熱交換器と凝縮器となる第2の車室内熱交換器とを有する車室内熱交換器とを備えた蒸気圧縮サイクルと、ベント吹出口とフット吹出口とデフロスタ吹出口を有する空調ダクトと、空調風を暖めるヒーターと、前記ヒーターを通過する空調風の風量を調節するヒーター通過風量調節手段と、前記デフロスタ吹出口のドアを開閉して吹出風量を調節するデフロスタ吹出風量調節手段と、前記第1の車室内熱交換器の作動状態を検出する作動状態検出手段と、外気温を検出する外気温検出手段と、前記第1の車室内熱交換器の作動温度検出値に基づいて目標ガラス内面温度を設定する目標ガラス温度設定手段と、前記外気温検出値と前記目標ガラス内面温度とに基づいて前記デフロスタ吹出口の吹出風温の目標値を設定する目標デフロスタ吹出風温設定手段と、前記外気温検出値と前記目標ガラス内面温度とに基づいて前記デフロスタ吹出口の吹出風量の目標値を設定する目標デフロスタ吹出風量設定手段と、デフロスタ吹出風温とデフロスタ吹出風量とがそれぞれの前記目標値となるように前記ヒーター通過風量調節手段と前記デフロスタ吹出風量調節手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 103
FI (2件):
B60H 1/00 101 E ,  B60H 1/00 103 P
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-172490   出願人:日産自動車株式会社
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-259300   出願人:日本電装株式会社
  • 自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-302043   出願人:日本電装株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-172490   出願人:日産自動車株式会社
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-259300   出願人:日本電装株式会社
  • 自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-302043   出願人:日本電装株式会社
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