特許
J-GLOBAL ID:200903031013894122
交流電動機の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
和泉 良彦
, 小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-184916
公開番号(公開出願番号):特開2006-014426
出願日: 2004年06月23日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】矩形波電圧駆動を行う交流電動機の制御装置において、位置検出器の検出誤差に起因する電圧SWタイミングのズレを減少させ電流のオフセットを抑制する。 【解決手段】位置検出器6で検出した電気角θを用いて電気角速度ωを算出し、一つの電圧SWパターンの開始から終わりまでの基準位相差を電気角速度ωで除算することにより基準位相差時間t’に換算し、次回の制御演算時の電圧SWパターン切り替えの電気角目標値θsw*と次回の制御演算時における電気角予測値θnextとの位相誤差(θsw*-θnext)を電気角速度ωで除算することにより位相誤差時間△tに換算し、この位相誤差時間に0より大で1以下の範囲の係数Kを乗じた値で前記基準位相差時間を補正し、補正後の値に応じてキャリア周期を設定する交流電動機の制御装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電源電圧の最高値と最低値を所定の電圧スイッチングパターンで電動機巻線の各相に印加する矩形波電圧駆動を行う交流電動機の制御装置において、
外部から与えられたトルク指令値と現在の回転速度とに応じた電圧位相目標値を出力する電圧位相生成手段と、
電動機の電気角を検出する位置検出器と、
前記電圧位相目標値と、前記電動機の電気角と、前記電動機の電気角速度から前記電動機を駆動する矩形波の駆動信号を演算する矩形波制御手段と、
前記矩形波の駆動信号に応じた矩形波電圧を前記電動機巻線の各相に印加して前記電動機を駆動するインバータと、を備え、
前記矩形波制御手段は、キャリア信号の谷の位置毎に制御演算を開始するための割り込みを繰り返し発生すると共に前記電圧スイッチングパターンの設定と前記キャリア信号のキャリア周期の設定とを行い、
かつ、前記位置検出器で検出した電気角から電気角速度を算出し、一つの電圧スイッチングパターンの開始から終わりまでの基準位相差を電気角速度で除算することにより基準位相差時間に換算し、次回の制御演算時の電圧スイッチングパターン切り替えの電気角目標値と次回の制御演算時における電気角予測値との位相誤差を電気角速度で除算することにより位相誤差時間に換算し、この位相誤差時間に0より大で1以下の範囲の係数を乗じた値で前記基準位相差時間を補正し、補正後の値に応じて次回のキャリア周期を設定するように構成したことを特徴とする交流電動機の制御装置。
IPC (3件):
H02P 27/08
, H02P 21/00
, H02P 27/04
FI (2件):
H02P7/63 302K
, H02P5/408 A
Fターム (26件):
5H505BB04
, 5H505CC01
, 5H505DD03
, 5H505EE30
, 5H505EE41
, 5H505EE51
, 5H505HB01
, 5H505JJ03
, 5H505JJ17
, 5H505JJ24
, 5H505JJ29
, 5H505LL09
, 5H505LL22
, 5H576BB04
, 5H576CC01
, 5H576DD02
, 5H576EE01
, 5H576EE02
, 5H576EE13
, 5H576HB01
, 5H576JJ03
, 5H576JJ17
, 5H576JJ24
, 5H576JJ29
, 5H576LL09
, 5H576LL22
引用特許: