特許
J-GLOBAL ID:200903031094567899

β-グルコシダーゼ及びその製造方法並びにそれを利用したβ型配糖体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-200296
公開番号(公開出願番号):特開2009-034028
出願日: 2007年08月01日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
【課題】 受容体特異性が広く、フェノール性の水酸基への転移反応を優先的に触媒し、且つ、配糖化活性の高い新規な糖転移酵素と、これを用いたβ型配糖体の製造方法を提供することを課題とする。【解決方法】 新規なβ-グルコシダーゼとその製造方法、並びにこれを用いたβ型配糖体の製造方法であって、アリールβ-グルコシドを供与体として使用し、一段階で且つ選択的に、工業的に利用可能な製造方法を提供することにより上記課題を解決する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の理化学的性質を有するβ-グルコシダーゼ。 (1)基質特異性 アルブチンに作用して、アルブチンβ-グルコシド(1,4-フェニレン ビス(β-D-グルコシド))を生成する。ヘリシン、p-ニトロフェニルβ-D-グルコシド、エスクリン、4-メチルウンベリフェリルβ-D-グルコシド、サリシン、フェニルβ-D-グルコシド、フロリジンに作用する。セロビオ-ス、ゲンチオビオ-ス、ラミナリビオ-ス、ソホロ-ス、ネオトレハロ-スには実質的に作用しない。 (2)分子量 SDS-ゲル電気泳動法において99,000±20,000ダルトン。 (3)至適温度 p-ニトロフェニルβ-D-グルコシドの加水分解活性として、pH6.0、30分間反応の条件で約70°C付近。 (4)至適pH p-ニトロフェニルβ-D-グルコシドの加水分解活性として、40°C、30分間反応の条件で約pH5.6乃至6.3付近。 (5)pH安定性 p-ニトロフェニルβ-D-グルコシドの加水分解活性として、4°C、24時間保持の条件で約pH4.9乃至10.3付近。 (6)温度安定性 p-ニトロフェニルβ-D-グルコシドの加水分解活性として、pH6.0、60分間保持の条件で約60°C付近まで安定。 (7)金属イオンによる阻害 p-ニトロフェニルβ-D-グルコシドの加水分解活性は、銅イオン、水銀イオンにより阻害される。
IPC (7件):
C12N 15/09 ,  C12N 9/42 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12P 19/44
FI (7件):
C12N15/00 A ,  C12N9/42 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 A ,  C12P19/44
Fターム (42件):
4B024AA01 ,  4B024AA20 ,  4B024BA12 ,  4B024CA04 ,  4B024CA05 ,  4B024CA06 ,  4B024CA09 ,  4B024CA10 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024FA07 ,  4B024FA10 ,  4B024GA11 ,  4B024GA19 ,  4B024HA03 ,  4B024HA08 ,  4B024HA14 ,  4B050CC03 ,  4B050CC04 ,  4B050DD02 ,  4B050FF04E ,  4B050FF05E ,  4B050FF11E ,  4B050LL05 ,  4B064AF41 ,  4B064CA19 ,  4B064CA21 ,  4B064CB30 ,  4B064CC24 ,  4B064CD05 ,  4B064CD09 ,  4B064CE10 ,  4B064DA01 ,  4B065AA01Y ,  4B065AA26X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065BA25 ,  4B065CA31 ,  4B065CA60
引用特許:
出願人引用 (5件)
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