特許
J-GLOBAL ID:200903031327162355

海洋深層水による空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 恒久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-126451
公開番号(公開出願番号):特開2005-308313
出願日: 2004年04月22日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】 除湿器や再熱ヒータを設けなくても被空調室の温湿度制御ができ、省エネルギー化を図ることができて湿度60%RH以下の快適な空調を行えるようにする。【解決手段】 被空調室1内の湿度センサ18により検出される湿度が設定値以下である場合には空調器2の送風量を一定に保ちつつ、空調器2の熱交換器5に供給する冷水の量を前記温度センサにより検出される温度と設定温度との差に基づいて制御して被空調室内の温度が所定の値に調節される温度制御運転が行われ、また、前記湿度センサ18により検出される湿度が設定値を超えた場合には、熱交換器5に供給する冷水の量を予め設定された最大値に保ちつつ、送風量を予め設定された最小値に保って空気通路内の空気温度を低下させることにより除湿する除湿運転が行われ、被空調室内の温度が所定の値に調節されるとともに湿度も所定の値以下に保たれるように構成した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
空調器の空気通路内に空気-水熱交換器と送風機とを備え、海洋深層水または海洋深層水との熱交換により冷却された冷水を前記空気-水熱交換器に供給する水送り管と、空気-水熱交換器を流過した水を戻す水戻し管と、これら水送り管と水戻り管の途中を連通するバイパス管と、前記水送り管からバイパス管へ流入する海洋深層水または冷水の量を調節することにより前記空気-水熱交換器へ供給する海洋深層水または冷水を制御する制御弁機構とを備え、また、前記送風機の送風量を制御する風量制御機構を備え、さらに被空調室内に設けた温度センサと湿度センサにより検出される温度および湿度に基づいて、前記制御弁機構と風量制御機構をコントロールする制御回路を備え、この制御回路は、前記湿度センサにより検出される湿度が予め設定された値以下である場合には送風量を一定に保つが、前記空気-水熱交換器に供給する海洋深層水または冷水の量を前記温度センサにより検出される温度と設定温度との差に基づいて制御して被空調室内の温度が所定の値に調節される温度制御運転が行われ、また、前記湿度センサにより検出される湿度が予め設定された値を超えた場合には、前記制御回路は、前記空気-水熱交換器に供給する海洋深層水または冷水の量を予め設定された最大値に保つが、送風量を予め設定された最小値に保って空気通路内の空気温度を低下させることにより除湿する除湿運転が行われ、前記湿度センサにより検出される湿度が前記予め設定された値以下になると再び前記温度制御運転が行われ、被空調室内の温度が所定の値に調節されるとともに湿度も所定の値以下に保たれるように構成してなる海洋深層水による空調装置。
IPC (4件):
F24F3/14 ,  F24F1/00 ,  F24F3/00 ,  F24F11/02
FI (4件):
F24F3/14 ,  F24F1/00 331 ,  F24F3/00 B ,  F24F11/02 102D
Fターム (8件):
3L050BB02 ,  3L053BA10 ,  3L053BC02 ,  3L060CC02 ,  3L060CC06 ,  3L060CC08 ,  3L060EE33 ,  3L060EE42
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (10件)
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